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2014年7月 9日 (水)

ラズカルズ「ブラインドタッチ」公演を終えて

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主宰の松本たけひろです。

ラズカルズ「ブラインドタッチ」

お陰様で無事に全公演を終えることができました。

ご観劇くださった皆様、応援してくださった皆様、キャスト、スタッフ、関係者の皆様、誠にありがとうございました!

皆様のご感想は、終演後のロビーで、或いはFacebookやTwitterで、そしてブログやメールで、とても有り難く頂戴しました。

宣伝にご協力くださったことにも心より感謝しております。

今回の作品は、

「手塚けだまに盲目の主人公を演じさせたい」

といった種から生まれたものでした。

「どうして?」

と訊かれたなら、すみません、単純に、私の直感めいた欲求によるものです。

そして、笑いと展開の多い物語をお客様に提示したいというコンセプトから、あのようなテイストとなりました。

「ブラインドタッチ」というタイトルに関しては、パソコンのキーボードを見ずに叩く行為と、ラストシーンの海辺での行為を表したもので、いわゆるダブルミーニングです。

あのラストシーンに関しては、かなり早い段階でイメージがありました。

実は、あれを表現したかったのです。

個性的で実力のあるキャストたち、信頼できる素晴らしいスタッフたちに恵まれ、脚本と演出を担う者としては、とても幸せでした。

まだ稽古に入る前、脚本の執筆中に、友人に書けていたところまでを読んでもらったのですが、視覚障害者やAVといったモチーフを扱っていることから、

「お客さんに、特に女性に受け入れられるのが難しそう」

という意見がありまして、少なからず悩みました。

「不慮の事故により失明した漫画家がAV女優になる為に頑張る」

内容を一行で書いたならこうなりますが、確かに悲劇と捉えられてもおかしくありません。

この題材を悲喜劇として描きたいわけですから、まずは脚本の執筆には苦労しました。

劇団員たちの意見も、とても参考になりました。

ちなみに「ぽっこちん」の名付け親は、手塚けだまです。

「ドラえもん」や「コジコジ」のように、主人公の名前がタイトルとなっており、青年誌に連載されてるような漫画、という設定にしたかったので、ファミレスでの劇団ミーティングの際、劇団員たちにアイデアを募ったのです。

やがて、頬を赤らめた手塚けだまが手を挙げ、

「あの…そのまんまかもしれないですけど…ぽっこちんってどうですか?」

と提案してくれたのを覚えています。

一発で採用でした。

佐藤宙輝も負けじと、「ぽっこちん!」にヒロインがいるとしたらその名前は、

「われめちゃんってどう?」

とアイデアをくれましたが、即座に却下しました。

中島エリカはいつも、

「あたしは素人目線ですけど」

と言いながらも、かなり鋭い指摘をくれます。

もちろん、客演キャストの皆様やスタッフの皆様のご意見、アイデアもたくさん作品に活かされています。

私にとって「ブラインドタッチ」の座組は、とても有り難いプレゼントでした。

次回公演も、今回の公演で得たものをさらに発展させ、皆さんに楽しんで頂けるような作品を作りますので、また是非劇場へと足をお運びください。

今後ともラズカルズを宜しくお願い致します!

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