強風が吹き荒れていた夜。
シャワーを浴びてすぐに外出。
向かい風に負けまいと一生懸命に自転車を漕いだ。
駅に着く頃には強風に煽られ続けたせいで、前髪が元気良く、そして不自然に立ってしまった。
どうにか直したかったが時間の余裕か無くて断念。
電車に乗ってからしばらく前髪を手で押さえていたが、疲れたので諦めた。
深夜にパソコンで、iTunesの整理。
聴いていない曲の数々をCD-ROMに焼きまくり、ハードディスクから容赦無く削除。
ハードディスクの容量に余裕が欲しかったのだ。
結局20枚も焼いた。
が、もっといける。
好きなものだけを手元に残して、さっぱりしたい。
突如、そういう衝動に駆られた。
なんだかここ数日、虚無感に襲われる瞬間が多々あるもので、どうにかしたい。
あまり人と話すこと無く、孤独な作業ばかりをしているからだろうか。
とはいえ前髪は元気良く立っており、虚無感とのギャップが甚だしい。
どうにも虚無の世界に浸れない。
いい感じに虚無れない。
ふと、ある詩を思い出した。
二番目に言いたいことしか 人には言えない
一番言いたいことが 言えないもどかしさに 耐えられないから
絵を書くのかも知れない うたをうたうのかも知れない
それが言えるような気がして 人が恋しいのかも知れない
星野富弘さんの「むらさきつゆくさ」という詩。
中学の時に片思いしていた女の子が卒業文集で引用していたもの。
などと書いていてわかった。
俺の虚無感とは単純に人恋しいだけだ。
嬉しいことに明日には、ラズカルズのミーティングがある。
そして間も無く、THE SHAMPOO HATの稽古のお手伝いが始まる。
こんな気分の時にはいつも、演劇の現場に身を置けば復活出来る。
さらば、虚無。