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2007年12月31日 (月)

良いお年を

鴨南蛮そばを食べた。

これがべらぼうに美味く感じた。

驚きの年越しそばだった。

大晦日に俺が出来た唯一の贅沢。

慎ましいながらも幸せ。

皆様、良いお年を。

2007年12月30日 (日)

本当は俺

一日中、台本書き。

本当は俺、髪を切りに出掛けたかったんだ。

髪、切ったほうが気分転換になったかな。

webラジオドラマ番組「ラズカルズさん」の「始発待ち」第3話がリリースされました。

是非、お聴きになってみてください。

2007年12月29日 (土)

とある3

夜の荻窪にて、とある役者さんと食事。

2007年12月28日 (金)

とある2

午後の新宿にて、とある役者さんと食事。

2007年12月27日 (木)

とある1

夜の新宿にて、とある役者さんと食事。

2007年12月26日 (水)

一目惚れしたい

同時に何足も持つことなく、一足一足を履き潰していく性分だ。

靴の話です。

少し前、今履いている靴の底が、かなり磨り減っていることに気付いた。

そして本日、外出のついでに新しい靴を、と思い立ち、靴屋を幾つか見て回った。

が、なかなか気に入るものは見つからない。

妥協して、まあまあの線の靴を買ってしまおうかとも思ったが、やはり毎日のものなのでと踏みとどまった。

靴だけに。

こういう買い物はやはり、一目惚れしたものがいいっす。

2007年12月25日 (火)

綺麗

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久し振りに見た東京タワーはとても綺麗だった。

とある喫煙所で煙草を吸う際、ライターが見当たらず、そこに居合わせた男性に、

「すいません、ライターお借り出来ますか」

と、お願いをした。

「あ、いいですよ」

と、ジッポーを貸してくれた。

火を点けてから、自分のライターが見つかった。

2007年12月24日 (月)

気分

クリスマスイヴに特別思い入れがあるわけでもないのに、思いがけずイチゴの乗ったケーキを食べたら、やっぱり自然とクリスマス気分になってしまった俺。

単純。

2007年12月23日 (日)

四苦八苦

近所で好きなラーメン屋がある。

その店の味噌つけ麺を初めて食べてみた。

ざるに乗った麺を割り箸で取り、スープの入った器に移そうとするが、麺が異常に長く、なかなか器に移せない。

割り箸を持った右手を、腕が伸び切るまで高く上げてみる。

しかし駄目だ。

仕方なく、割り箸を持った右手を高々と上げた状態で、麺の途中の部分を噛み切る、もしくは、椅子から立ち上がる、といった工夫をして食べた。

なんと麺は、60センチ以上もあった。

つけ麺を食べることに思いがけず四苦八苦。

人生、なにが起こるかわからない。

そんな四苦八苦の最中、ラーメン屋の若い男性店員と目が合った。

そして逸らされた。

くそ。

長いんだよ、麺が。

噛み切ったり、立ち上がったりで、なんとか完食。

疲れてしまった。

2007年12月22日 (土)

ガタ

ノートパソコンにガタがきている。

電源アダプタが電気を取り入れてくれない。

すぐにフリーズする。

スピーカーから音が出ない。

などなど。

購入したのは2年半ほど前だろうか。

いつも連れ回しているし、相当使い込んでいるので、いたしかたなし、ガタ。

ノートパソコンというものは消耗品らしい。

買い替えの時期がくるのがこわい。

金銭面のこともあるけれど、やはり愛着があるから。

2007年12月21日 (金)

オラオラオラ!

雑誌のユリイカを買った。

「ジョジョの奇妙な冒険」の特集だったもので。

とりあえず斜め読み。

今の状況が少し落ち着いたら、ちゃんと読もうと思う。

ちなみに俺は1部から4部までが好き。

特に3部。

ストーリーも絵も好き。

作者の荒木飛呂彦先生は昔から見た目が若く、全く老けないもので、「波紋使い」、もしくは「吸血鬼」なのでは、という噂がある。

あの漫画を読んだことのある人にしかわからないけれど、とても楽しい噂だ。

2007年12月20日 (木)

理想の俺

webラジオドラマ番組「ラズカルズさん」の収録をしてきた。

今回も楽しかったっす。

ちなみに「始発待ち」の第2話がリリースされました。

是非、お聴きになってみてください。

収録後、渋谷にてメンバー3人でお茶をした。

ミーティングめいたことを含めた雑談。

寝不足のせいか、収録の興奮のせいか、俺、変なテンションになっていた。

余計なことを沢山言っていた気がして、帰宅後に少し反省。

俺、こういうことが良くある。

いつもでなくていいから、場合によっては、もっと寡黙で、人の話がちゃんと聞ける男になりたい。

2007年12月19日 (水)

水分補給

最近、台本書きに煮詰まると散歩をするようになった。

台本書きに煮詰まると、といってもまあ、俺の場合は大抵が煮詰まった状態。

水分、飛んでます。

だいぶしょっぱい。

散歩がいいと思うようになったのは、自転車が無くなったのがきっかけ。

自転車が無くなったのは残念だけど、運動不足の俺には丁度いいかもしれない。

パソコンの前にじっと座っているよりも、てくてくと歩いて考え事をするほうが、何故か集中できる。

景色や音や匂いが、脳を刺激してくれるのだろうか。

ただ、長時間の散歩をしていて困るのは、近くにトイレがないところで尿意、または便意を催してしまうこと。

漏らしそうになるともう、考え事どころではなくなる。

景色や音や匂いなど、なにも感じない。

トイレトイレトイレ!

これしか頭になくなる。

なかなかトイレに辿り着けない時など、こうなったら人のいない駐車場の隅っこで、などと考える始末。

今のところはなんとか、コンビニのトイレなどに辿り着けているが、本当にやばい時もあった。

水分補給もほどほどにしないといけない。

2007年12月18日 (火)

アリの巣

相変わらず台本に苦悩。

今のところ、突破口などといった大層なものは全くなくて、アリの巣穴ほどのミニサイズしか見つからない。

そして思い出した。

良くある経験だと思うが、小学生の頃、近所の小さな公園で水を汲み、アリの巣を見つけては洪水を起こしてした。

巣穴を枝で突ついたり、土で埋めたりもした。

しかも夢中になって。

残酷な遊びだ。

小さなアリにとっては、まさに天変地異だったことだろう。

大人になった今はもう、そんな遊びはしない。

アリを見掛ける機会すら、なかなかない。

大抵の大人は、自ら進んでアリを探したりなどしないけれど。

しかし、まるっきり子供になったのでは困るが、もしかしたら今の俺には、そのへんのことが足りないのかもしれないと思い当たった。

今の俺はきっと、目線が変に高いんだ。

気をつけないと、背伸びしたくなる癖がある。

不自由だ。

たまにはしゃがんで、アリの巣を枝で突つくくらいのほうが、俺みたいな奴には丁度いいのかもしれない。

大人、時々、子供。

もしくは、子供、時々、大人。

そんな振れ幅を持って演劇をやりたいなと、そんなふうに思いました。

単純に自戒です。

つんつん。

2007年12月17日 (月)

いつまでも終わって欲しくない

好きな作家の小説を読んだ。

以前に買ってはいたが、未読のままで放ってあったものだった。

しかし相当面白く、すぐに読み終えてしまった。

いつまでも終わって欲しくない、そう思いながらページをめくっていく感覚を久し振りに味わった。

とてもじゃないけど、俺には一生、こんなものは書けない。

思い知ったというか、心から尊敬してしまった。

そして刺激になった。

ごちそう様でした。

2007年12月16日 (日)

少しずつだけど

台詞を書いて消す作業。

脳内エチュードの繰り返し。

少しずつだけど楽しくなってきた。

しかし髪がボウボウだ。

いい加減、切らないとなあ。

2007年12月15日 (土)

苦悶

台本と対峙する日々。

材料をこさえてはみたけれど、なにも作り出せていない。

そんな気がしてくる。

苦悶。

「物語の創作」などという素敵な作業にはならずに、小さな己を見つめ直し始める。

人間関係とか普段の生活とか、「才能」といったものに思いを巡らす。

目を背けたくなるような答えに行き着く。

やばい。

仕方なく、苦し紛れの台詞を書き起こしては消す。

書く。

消す。

書く。

消す。

進まない。

焦る。

2007年12月14日 (金)

久し振りで新鮮

Premier☆Million☆ Caratsの「デジャブな第九」を観に伺いました。

@池袋シアターグリーン BOX in BOX THEATER

来年4月にラズカルズ「春雷」に客演して頂く、鈴木幸二くんが出演しておりました。

自分が関わっていない芝居の鈴木くんを観たのが久し振りだったので新鮮だった。

6月にはウチの「カチンコ節子」で、9月には「JIRUⅡ」で一緒だったもので。

来年、彼とまた芝居を作るのが楽しみです。

2007年12月13日 (木)

整理の必要

チュウキが客演させて頂いている公演、smokersの「イノチトリなゲーム~1時間以内に誰か一人殺してください。できなければ全員死亡~」を観た。

本日が2日目。

本当は昨日の初日に伺うつもりでチケットを予約していたのだが、諸事情があって叶わず。

というか、俺が時間を間違えただけ。

18時半からなのに、20時半と勘違いしてしまったのだ。

やっちまった。

終演後、奴の写真でも撮ろうかと思っていたのだが、挨拶したら忘れてしまった。

最近、色々なことに頭がいっていて、なんだか駄目だ。

ちょっと整理しないと。

そういえば部屋も散らかっている。

2007年12月12日 (水)

ケータイの壁紙

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林檎を食べているモー娘。

どうも、姪っ子マイちゃんです。

可愛い。

俺のケータイの壁紙は彼女です。

2007年12月11日 (火)

苦しみます

午後、池袋へ。

とある商店で買い物した時、お店のおじさんが、

「今年ももうすぐ終わりだねえ…あ、でもあれがあったか、クルシミマスが!」

と言って、ニカッと笑った。

「…ああ、そうですね」

などと俺が、おじさんにとって期待外れのリアクションをしたせいか、

「ねえ、クルシミマスがあるもんねえ、クルシミマス!」

と、再度同じネタを押してきた。

俺は今が苦しいよと思いながらも、作り笑いでお茶を濁した。

それはともかく、叙々苑のランチタイムで食べたカルビクッパが美味かったっす。

胃腸、回復。

2007年12月10日 (月)

腹黒い

夕方、偶然会った芝居仲間(男性)を誘い、お茶。

台本の話に付き合ってもらった。

やはり話し相手がいると思考がまとまる。

途中、その芝居仲間が、俺の知っている他の芝居仲間(女性)と付き合っていることを知った。

「実は僕、○○さんと付き合ってるんです」

とか言って。

驚いた。

そこが繋がっていたのかと。

馴れ初めを訊ねたら、自分から言い出した癖に、はぐらかしやがったので追求。

「いや…」

だなんて、照れ臭そうにしていたので更に追求。

こういうの楽しい。

そして夜、イカ墨スパゲッティを食べた。

きっと今の俺は腹黒い。

2007年12月 9日 (日)

模様

どうやら急性胃腸炎だった模様。

でもなんとか治ったっす。

ようやく飯が食えるようになってきた。

どうか皆さんもお気をつけて。

2007年12月 8日 (土)

ヘイ!

午後に用事があり、電車に乗った。

そして失敗。

乗り換えの際、ホームのベンチにノートパソコンを置き忘れてしまったのだ。

自分はベンチに座らず、パソコンだけを座らせたのが間違いの元であった。

あれが無くなったら非常に困る。

パソコンそのものも大事。

中にあるデータも大事。

だから大事件。

それなのに電車に乗って数駅を過ぎた時点でやっと気づいた俺は大馬鹿だ。

慌てて乗り換え駅に引き返した。

で、取りに戻ったら、ちゃんと座っててくれた。

安堵。

しかし、その時間のロスにより、あえなく遅刻。

そういえば以前、電車の座席にパソコンを置き忘れたことがあった。

一番端の席だったので、壁に立て掛けて、自分の身体との間に挟むようにして置いていたのだ。

そして俺は、ipodで音楽を聴きながら眠りにつき、目的の駅に着いたと同時に飛び起き、電車を降りた。

パソコンは電車の中にある。

なのに俺はホームにいて、そのことに気づいていない。

電車のドアは閉まる直前だ。

ジ・エンド。

と、誰もが思ったその瞬間、電車の中から、

「ヘイ!」

と、大きな声がした。

俺がイヤホンを外して振り返るとそこには、一人の若い女性が立っていた。

金髪の白人女性だった。

驚いたことに彼女は、俺のパソコンを必死に差し出してくれていた。

瞬時に俺は、彼女の行動を理解し、パソコンを受け取った。

そして、ドアは閉まり始めたのと同時に俺は、

「サ、サンキュー!」

と、叫んだ。

若干どもりながら。

二人の間に、恋が生まれてもおかしくはなかった。

おかしいけど。

そしてドアは閉まり、彼女を乗せた電車は去っていったのだった。

もう彼女の顔は忘れてしまったが、パソコンを渡そうとしてくれた時の、あの必死な表情の印象だけは、いまだに覚えている。

ああ、やはり失敗した。

彼女がパソコンを差し出してくれたあの時、俺が電車に乗れば良かった。

2007年12月 7日 (金)

修行

残念なことに本日も食欲なし。

朝、玉子粥。

昼、抜き。

夜、白米、味噌汁、肉団子。

ザ・質素。

「修行か」

と、駄目な我が身に対して、力なく突っ込んでみたりして。

そして思い当たった。

先日食べた、ばんからラーメンが胃に響いたのでは?

そういえば、

「美味かったけど、空きっ腹なのに随分と重いの食べちゃったな」

と、少し後悔したのだった。

あのダメージが今更…

なんすかこれ、身体の内側からのボディブローっすか。

しかし、ひどい体調にも関わらず何故か、台本のアイデアが幾つか浮かんできた。

不思議。

で、そのアイデアのお陰で、今まで考えていた点と点が繋がった感じがする。

嬉しい。

修行をした甲斐があった。

いや、怪我の功名か。

どちらにせよ、あまり多用はしたくないかも。

2007年12月 6日 (木)

思い知った

今日一日、体調が最悪で参った。

汚い話だが、深夜、嘔吐と下痢で眠れず。

胃が受け付けないもので飯も食えず、昼間はずっと寝込んでいた。

が、夜には用事があったので外出。

身体が弱りきっており、フラフラ状態。

せめて水分だけは摂らなければと、温かいお茶やコーンスープを飲んだ。

本当につらかった。

これってもしかして、インフルエンザか?

とも思ったが、なんとか一日で治った。

インフルだったらきっと、こんなにもすぐには治らない。

ただの体調不良かな。

いやはや、本当にしんどい一日だった。

改めて健康のありがたみを思い知ったっす。

2007年12月 5日 (水)

「ラズカルズさん」本日リリース

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■webラジオドラマ番組「ラズカルズさん」

Is. Field ラジオ放送局」にて毎月10日・20日・30日に更新

全5話完結

vol.1「始発待ち」

12月5日(初回先行リリース)

作・演出 松本たけひろ

■キャスト

石川信一 … 佐藤宙輝

吉田和子 … 入交恵

高田邦夫 … 松本たけひろ

2007年12月 4日 (火)

佐藤宙輝の客演情報

ウチのチュウキこと、佐藤宙輝が客演します。

来週12日の水曜日から、5日間の公演です。

是非、劇場へと足をお運びくださいませ。

以下、公演情報です。

Sinjukumura

smokers番外公演

「イノチトリなゲーム~1時間以内に誰か一人殺してください。できなければ全員死亡~」

集まった8人の男女。
同時に始まる1時間のカウントダウン。
生き延びる方法はただ一つ、この中の誰か一人を殺すこと。
・・・というスリルと笑いでおくる1時間。

開化の華 新宿村の市」参加予定作品の詳細情報です。

■日時 2007年12月12日(水) ~ 12月16日(日)

■場所 shinjukumuraLIVE

■作・演出 広瀬格

■出演者

市川 茂男
荻山 博史
遊佐 邦博
(以上smokers)

木戸 雅美
佐藤 宙輝(ラズカルズ)
田中精(Team Bomb The Twist)
永沼 久美子
濱崎 由加里

■タイムテーブル

・12月12日(水)18:30~

・12月13日(木)20:30~

・12月14日(金)18:30~

・12月15日(土)16:30~ / 20:30~

・12月16日(日)14:30~ / 18:30~

受付開始・当日券の販売・開場は開演の30分前からです。
開場時間になりましたら、整理番号順の入場になります。
上映時間は1時間を予定してます。

■チケット料金 前売り・当日:2,000円(日時指定・全席自由・整理番号つき)

電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード 380-203)

イープラス

・新宿村の市 チケット予約フォーム

各出演劇団でのチケット予約は承っておりません。
受付開始・開場は各公演共、開演の30分前からとなります。
未就学のお子様はご入場頂けません。
開演後のご来場の場合、ご予約頂いたお席へのご案内が出来ない場合がございますので、お早めのご来場をお願い致します。

2007年12月 3日 (月)

女も男もつらいのよ

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新宿の歌舞伎町にあるラーメン屋「ばんから」。

奮発して「さんこいちラーメン」を食べたら若干、胃がもたれた。

新宿でラーメンを食べるとなると俺の場合はこの「ばんから」か、アルタ裏にある「康竜」。

どうも最近、ラーメンを食べたくなる。

寒くなってきたからかな。

いや本当に寒くて参ってしまう。

寒いの苦手。

さて本日の1曲。

奥田民生で「ラーメンたべたい」。

これ、以前もアップしたけれど再び。

矢野顕子のカバーですが、

「男もつらいけど女もつらいのよ」

という歌詞を民生は、

「女もつらいけど男もつらいのよ」

と唄っております。

女も男もつらいのよ。

2007年12月 2日 (日)

とてもいい日

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お寺にて。

赤いコートがお似合いだね。

姪っ子のマイちゃんです。

今日の午後。

去年亡くなった俺の祖父、いーちゃんの一周忌の法事があった。

家族揃って、いーちゃんのお墓のあるお寺へ。

ご住職にお経をあげて頂いた。

だいぶご高齢のご住職。

お経の後半に、塔婆に書かれた家族それぞれの名前を読み上げていったのだが、俺の名前、

「武大」(たけひろ)

が読めなかったようで、

「たけ…」

と、止まってしまった。

ご本堂には、ご住職が叩く木魚の音だけが響いていた。

家族一同、顔を見合わせ、困惑。

ただひたすら、木魚の音。

堪りかねた俺は、

「ひろです」

と、救いの声を上げた。

「…たけひろ殿」

再び、時が動き出した。

傍らでは、姪っ子マイちゃんが歩き回り、置かれていた教本を数冊手に取り、家族一同に笑顔で配っては、笑顔で取り返していた。

姉と義兄が、

「こらこら」

となっていて、とても微笑ましい光景だった。

そしてご住職。

いつもならば、焼香を促す言葉を掛けてくださるのだが、今日に限ってはそれがなかった。

おそらく名前の一件があった為に、つい忘れてしまったのだろう。

仏教についてのありがたいお話をされたのち、にこやかに去ってしまった。

一方、ご本堂に取り残された俺たち家族は、無言で佇むしかなかった。

そして、声を潜めた家族会議が始まった。

母親「…焼香、してないよね」

父親「…してないな」

祖母「…たぶん、忘れちゃったんだよ」

母親「…焼香、したほうがいいよねえ」

俺「…そりゃそうだよ」

天国のいーちゃんはきっと、そんな俺たちを笑ってくれたと思う。

焼香、みんなでやりました。

そんな法事のあと、家族みんなでお墓を洗い、お線香を上げ、食事をしながら、いーちゃんの思い出話をした。

みんなで笑った、とてもいい日だった。

2007年12月 1日 (土)

赤い月

なかにし礼ではありません。

夜中の1時過ぎ。

自転車を漕いでTSUTAYAへとCDを返しにいった帰り、ふと夜空を見上げた。

やたらと大きくて赤い月が浮かんでいた。

詳しくは知らないけれど、あの形は「下弦の月」というのだろうか。

ただ細くはなくて、太かった。

あんな月を見たのは生まれて初めてだった。

燃えて落ちていく。

そんな月だった。

ケータイで写真を撮ろうと試んだが、自転車に乗りながらだったので、思わずコケそうになった。

写真は結局、撮るのをやめた。

なんとなく無粋に思えたので記憶に焼き付けた。

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