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2005年11月26日 (土)

アップで爆笑

稽古前、多根くんによる高校野球仕込みの三分間運動と、枝ちゃん提案のゲームを役者全員でやりました。

これらは近頃、恒例となっております。

最初は筋肉痛になりましたが、アップ運動をすると身体が起きます。

そして、ゲームにはコミュニケーション能力と集中力を高める効果があるとのことです。

まあ、難しいことを考えなくても、毎回、楽しく盛り上がり、爆笑の連続となるので大好きになってしまいました。

虜。

ゲームの不得意な人が、一生懸命ながらも様々なパターンの失敗を披露し、笑わせてくれています。

その代表格はおそらく、横山さんと大輔くん。

この二人の失敗は本当に面白い。

これ以上、失敗のパターンはない、出尽くしただろうと思っても、我々の想像を超えた失敗を繰り出してくるのです。

もう降参状態。

いえ、もちろん、いい意味でですが。

さて、肝心の稽古のほうは、各場で違和感のある箇所のチェックと転換の確認、そして通しをやりました。

役者一同、高須くんの意見に耳を傾け集中。

さらに芝居の精度を上げられたと思います。

2005年11月25日 (金)

初通し稽古

初の通し稽古をしました。

「土田英生さんの台本はテンポ良く、活き活きと演技をすることが大切なんだ」

と、加藤さんは何度もおっしゃっております。

ですから役者一同、そのことを肝に銘じて稽古に挑んでいるところです。

いやあ、加藤さんの演出は本当に勉強になる。

そして、その遊び心にワクワクさせられる。

俺などは、芝居心と演劇力学を基礎からやり直している感じだ。

役者としても演出家としても、もしかしたら作家としても、この公演に参加することが出来て本当に幸せ。

さて、通し稽古ですが、若干緊張しつつも楽しく出来ました。

こんなに出番と台詞の多い役はワンゲルvol.1以来。

なので二年振りくらいでしょうか。

いえ、ブランクのせいにはしたくないのですが、ちょっと感覚が鈍っていたかもしれません。

いかんなあ。

色々と上手く出来ないところがあって悩んだりもしましたし、まだまだ改善点も沢山あるのですが、

「いけるぞ!」

という感覚が、ようやく湧いてきました。

そして、この「―初恋」という作品、やっぱり面白い。

共演の役者さんたちのことも大好き。

みんなのことをリスペクトしてしまう。

なので、役者同士での意見交換も沢山しております。

「おお、なるほど、サンキュウです!」

そんなことがしょっちゅうあります。

役者にとって理想的な環境かもしれません。

2005年11月24日 (木)

タタキ作業の終了

朝のタタキはお休みさせて頂き、昼過ぎに稽古場へ。

各場をあたり、通し稽古。

夜、舞台監督の井関さんが稽古場へといらっしゃり、タタキ作業の終了を伝えてくださいました。

は、早い!

いやあ、井関さんって本当、マメに稽古場へとお顔を出してくださるし、タタキにも参加してくださるしで、もう本当に素敵なんです。

冗談好きのお茶目さんでもありますし、俺が稽古中に耳を怪我した時には、

「病院行ったほうがいいよ」

と、心配してくださいました。

そして、帰りの電車の中で二人でいた時には、

「耳から血が垂れてますよ」

と、優しく教えてくださったりも。

ただ、その後のタタキ作業の時に、いちいち、

「あ、耳に気をつけて」

だなんて、ニヤリと注意するのだけは勘弁っす、井関さん。

2005年11月23日 (水)

つがい

朝にはタタキ、昼過ぎから夜まで稽古、が続いております。

稽古後、横山さんと枝ちゃんが、我がノートパソコンで、芝居に使う物についての調べ物をしたいとのことで、三人でワイワイと居残り検索。

その流れで、ラーメン屋さんに行き、食事をすることに。

それにしても、横山さんと枝ちゃんって、本当に似てる。

顔も体型もキャラクターも。

違うのは性別くらいのもの。

なんていうのは言い過ぎかもしれませんが、似てるということに関しては、本人たちも認めているところです。

男の枝ちゃんと、女の横山さんといった感じ。

しかも仲がいい。

なので、

「二人ってなんだか、つがいって感じですよね」

と言ったところ、横山さんが、

「つがいってなんだよー!」

と、嬉しそうに爆笑。

すると、すかさず農ちゃんが、

「良かったですね、箱舟に乗せてもらえますよ」

と言い、不敵な笑みを浮かべておりました。

2005年11月22日 (火)

ハードデイズ

朝にはタタキ。

昼過ぎから夜まで稽古。

なかなかにハードデイズ。

充実しております。

ところで今、

「ハードデイズ」

と、キーボードで打ったところ、

「ハードで伊豆」

と変換されました。

んー。

ハードだからこその伊豆、なのでしょうか。

今は絶対に行けないっす!

2005年11月21日 (月)

台本を手放す

朝、タタキをして、昼過ぎから稽古へ。

加藤さんの予告の通り、役者全員が台詞を覚え、台本を手放して全場を稽古しました。

ドキドキしましたが、

「台本を持っている」

という、ある意味、嘘をついた状態ではなく、役者同士がコンタクトを取り合い、視野を広げることで生まれる発見、そして楽しさを味わうことが出来ました。

さて、稽古後には、六本木に面白い居酒屋があるとのことで、役者全員で意気揚々と繰り出しました。

が、休業。

無念。

仕方なく、普通の居酒屋へ入りました。

稽古初日以来の飲み会。

初恋談義や、農ちゃんや枝ちゃんによるIQクイズで盛り上がった夜でありました。

2005年11月20日 (日)

素敵な絵のセット

昼頃から錦糸町で、舞台セットのタタキがありました。

はざまさんと駅で待ち合わせし、美術の向井登子さんの作業場へ。

登子さんは、これっきりプロデュース「ビューティフル・サンデイ」の時に知り合い、ワンゲル「あなたが笑うと世界が笑う」や、ラム☆天「ハチの巣」でもデザインをして頂いた舞台美術家さんです。

今回のハイリンド「―初恋」でも、素敵なデザインをしてくださっていて、稽古初日後の美術打ち合わせの時に加藤さんが、

「素敵な絵ですね」

と、おっしゃったほどの出来栄え。

俺も好きっす。

さて、作業のほうは、登子さんと舞台監督の井関景太さんの指示のもと、みんなで夜まで頑張りました。

大変でもあるけれど、こういう共同作業って、いい。

タタキのあとに、みんなでワイワイと食事をしたのも楽しかった。

本番では、素敵なセットをご覧頂けるはずです。

どうぞお楽しみに!

2005年11月19日 (土)

しずかちゃん並

高須くんに、ある楽器を持ってきてもらい、弾き方を習いました。

何年か前にも、同じ楽器を加藤さんの演出作品で弾いたことがあるのですが、もうさっぱり忘れてしまっていました。

難しい。

楽器など、なにひとつ弾けない俺。

幼い頃、ピアノ教室に通い、何年か習ったことはあるのですが、親に無理矢理やらされていた感が強かった為、全く身についていないのです。

今回の楽器、要練習。

高須くんに見本として何度か弾いてもらったのですが、腕前のほうは、

「しずかちゃん並だよ」

とのことで、さかんに照れておりました。

「・・・確かに」

とも思いましたが、もちろん俺なんかよりは上手くて格好いいので、ケータイに録画し、何度も見返して学ぶことにしました。

感謝です。

2005年11月18日 (金)

台詞への意識

一場と二場の立ち稽古でした。

途中、加藤さんから、今回の作品全体に関するお言葉が。

それは、台詞に対する意識の持ち方についてでした。

「台本の一行一行、チェックしてみてね」

とのこと。

この意識付けが特に必要なのは、俺だと思います。

不器用で下手くそなので、きっと人一倍、意識しなければ出来ません。

でも、それが出来たなら、今よりもっと演技することが楽しくなるはず。

いやはや、今回の「―初恋」の稽古では、芝居に関する様々なことを教わっております。

「こんなことも出来ないのか、俺は」

という、今更なことが沢山あるもので、本当に恥ずかしいのですが、頑張って素敵なほうに変わっていきたいっす!

2005年11月17日 (木)

経験値

昼間、下北沢の本多劇場で青年座の芝居を観てきました。

終演後の楽屋で、出演されていた小豆畑雅一さんにご挨拶。

そして少しのおしゃべり。

今回の作品が、なんと今年九本目に出演された芝居だと聞いて、驚いてしまいました。

すごいペースで経験を積まれてるんだなあ。

俺が関わった九本前の芝居なんて、何年も前にさかのぼらなくてはなりません。

「浅草シルバースター」の時に、小豆畑さんの経験値の高さを、肌で感じたことを思い出しました。

で、小豆畑さん、来年の一発目がラム☆天の「チュチュ!」とのこと。

今の時点で、五本決まってる中の一発目なんですって。

ふふ。

ちょっとプレッシャー。

いやいや、お会いして色々と刺激を受けました。

改めて宜しくお願いします。

そして、夜には友達たちとのお食事会。

昔からの友達って、久し振りに会ったとしても、すぐに感覚がよみがえるから面白い。

お湯を注いだカップラーメンみたいだ。

違うのは、会ってなかった間に互いが積んだ経験によって、さらに関係に旨味が出てくるということ。

これは、インスタントには出せない味だ。

「愛されて五十年、老舗の看板の味」

でございます。

すみません、意味、わかりにくいですね。

で、しゃべり倒した食事会のあとには、カラオケに行って楽しく騒いだ。

すごく遠くに引っ越してしまうので、なかなか会えなくなるけれど、

「またねー!」

そう言い合い、笑顔で別れられて良かった。

また、次に会う日が本当に楽しみだ。

2005年11月16日 (水)

視界のサイズ

立ち稽古の二周目がケツまでいきました。

「ケツ」

だなんて下品ですみません。

なるほど、二日で全場を網羅というペースですね。

俺自身の出来としては、まだまだ余裕が持てなくて駄目駄目です。

視界が狭いったらありゃしない。

両手を両目の横に添えてるみたいです。

もっと楽しめる要素が沢山あるはずなのになあ。

全然足りません。

他の役者さんたちは皆、素敵なのですが。

んー。

なんとかして、視界をパノラマサイズにしたい。

俯瞰しながら反応したい。

2005年11月15日 (火)

人前で

稽古場にハイリンド制作の竹内さんと、枝ちゃんのお友達が二人いらっしゃいました。

立ち稽古に入ってから初めてのゲスト。

嬉しかったのと同時に、若干緊張いたしました。

同期の高須くんはともかく、演出の加藤さんに対してさえ緊張しているというのに、ゲストだなんて。

それでも、人前で芝居をするのは、やっぱり楽しい。

この感覚は大事にしないと。

そう思いました。

2005年11月14日 (月)

師匠の演出

立ち稽古の一周目が、ラストシーンまでいきました。

二日間で全場を網羅。

加藤さんの演出は的確でテンポが速い。

そして喩えが上手くて面白い。

「そこは○○みたいにしてみて」

で、役者が上手く対応できない時には、まあ、俺の場合が多いのですが、加藤さん自らの実演がつきます。

爆笑。

イメージしたことがすぐに体現できてしまうのです、加藤さんは。

感性と経験がものをいうのだろうなあ。

それに、とても頭の回転の速い人だ。

師匠、すごいっす。

2005年11月13日 (日)

耳の治療、そして千秋楽の感動

「―初恋」の稽古がお休みだったもので、朝、病院の休日診療へと行ってきました。

怪我をした耳の治療の為です。

とても優しい看護師さんに、

「かさぶた剥がすけど、痛いの大丈夫な人?」

と訊かれ、

「は、はい、いっちゃってください!」

と、震えながら答えた俺。

「じゃあいくよ・・・せーの!」

べりっ!

「きゃあぁぁぁ~!」

と叫びそうになりましたが、唇を噛んで我慢しました。

だって、男の子だもん。

傷口が化膿しないように消毒してもらい、抗生物質を頂きました。

塗り薬と飲み薬の両方。

ふー。

助かりました、感謝です。

で、その後。

用事のあった和嘉ちゃんを待つ為に、ベニサン・ピットで行われていた二兎社公演「歌わせたい男たち」の千秋楽が終わるのを、劇場の外で待っておりました。

スタッフでつかれている折田さんが劇場の外にいらっしゃったもので、先日のお手伝いでお世話になったお礼などをしながら。

そして、本番が終わり、いよいよカーテンコールというところで、劇場のドアが開き、中から、同じくスタッフでつかれている徳永さんが、終演後の準備の為に現れました。

「おつかれ様です」

と、ご挨拶をしたところ、なんと徳永さんは手招きをして、

「カーテンコールに永井さんが出るから!」

と、おっしゃってくださいました。

「え、いいんですかっ?」

と、言うが早いか、厚かましくも劇場内へとダッシュで入り込み、カーテンコールを覗かせて頂いてしまいました。

すごい幸運です。

まず、お客さんの大拍手の中、キャストの皆さんが、客席にいらっしゃった永井愛さんを舞台上へと招きました。

そして、永井さんは主演の戸田恵子さんと抱き合ったのちに、お客さんにご挨拶をされました。

ご挨拶の中で、感極まった永井さんが言葉を詰まらせ、涙ぐまれたのですが、客席ドアからご覧になっていた制作の弘さんも、同じく涙を流されておりました。

そのお二人の姿が本当に感動的だったもので、この公演にはお手伝いとして一日参加しただけの俺も、思わず泣けてきてしまいました。

ああ、こういう公演のあり方って素晴らしいものだなあ。

心からそう思いました。

そして、そのあと弘さんに、

「ありがとうございました」

と、お礼を言ったところ、

「では、五千円頂きます」

と言われてしまいました。

弘さん、ナイスユーモア!

つまり、そう言ったあとに笑って、

「嘘うそ」

と、おっしゃってくださったわけで。

いやしかし、五千円を払うくらいの価値は十分にありました、はい。

徳永さん、本当にありがとうございました、俺なんかを招き入れてくださって。

感謝です!

2005年11月12日 (土)

あ、ハイリンドだ!

今日は加藤さんがお休みだったので、演出補の高須くんに、昨日やった場面をチェックしてもらうことに。

色々と失敗しながらも、繰り返し稽古していくうちに、台詞と動きが連動してきました。

それから、徐々に周りの役者さんの芝居が見えてきた、ような気がします。

やはり芝居は、自分の演技に余裕を持ち、周りの役者さんとの関係を作ることで面白くなるのだなと、再発見。

いえ、まだまだ俺などは駄目駄目なのですが。

さて、横山さんと農ちゃんと俺の、三人のやり取りの場面があるのですが、流れが複雑なもので、かなりの時間を掛けて何度も稽古しました。

「あれ、誰が間違えた?」

「わ、やっちゃった!」

「くそ、今度こそ!」

などと、自分の失敗を悔しがったり、相手の失敗に思わず笑ってしまったり。

高須くんは、その様子を見て、笑いながらも、

「ここはスムーズにしておいてと、加藤さんから指令が出ているので」

とのことで、

「じゃ、もう一度」

を、何度も言うはめに。

この場面のことは、本番を観て頂ければおわかりになるかと思いますので、どうぞお楽しみに。

なんて、宣伝したりして。

あ、それから他の場面で、農ちゃん、枝ちゃん、多根くん、はざまさんの四人だけのところがあったもので、

「あ、ハイリンドだ!」

と、なんだか嬉しくなってしまいました。

あれ、写真に撮りたかったなあ。

2005年11月11日 (金)

立ち稽古突入

みんなでワイワイと稽古場にバミリをし、いよいよ立ち稽古に入りました。

緊張したあ。

すでに稽古場に向かってる時から、

「おえっ」

ってなってましたもん。

しかし、稽古が始まってからは、楽しくてずっと興奮状態。

要所要所で細かく止めつつ、徐々に先へと進んでいったのですが、もう、発見と失敗と笑いの連続で。

面白いのが、加藤さんだけは笑いを堪え、河童のようなお顔になっていること。

そう、絶対に声に出しては笑わないんです、加藤さんって。

なんでだろう。

俺はゲラなもので結構声に出して笑ってしまうのですが。

演出家が笑い過ぎると、演じてる役者に影響が出るからかな。

さて、これは俺のことなのですが、加藤さんいわく、

「本読みでは出来てたのになあ」

という場面が全く出来なくなり、顔を赤くし、大量に汗をかいてしまいました。

はー。

やばいやばい、苦手意識を持たないようにしなくては。

などと思っていた矢先に、その後のある場面では、耳を怪我したりして。

完璧に俺のドジです。

耳の内側の軟骨の部分の肉を切ってしまい、流血。

本当に参りました。

皆さん心配してくださったのですが、みっともないのと恥ずかしかったのとで、

「あ、大丈夫です」

と、平気な振りをしていました。

が、痛いし血は止まらないしで、内心、ものすごく動揺。

しかし、はざまさんがコンビニへと走って絆創膏と濡れティッシュを買ってきてくれたお陰で、心身ともにだいぶ落ち着きました。

ありがとう、はざまさん。

それから皆さん、ご迷惑をお掛けして本当にすみませんでした。

まったく、先が思いやられるな、俺。

2005年11月10日 (木)

稽古後にラーメン

稽古三日目。

一、二場以降の各場、そして、全場通しての読み合わせ。

加藤さんのダメ出しなどを挟みつつ、かなり丁寧に進んでおります。

色々と細かく試しながらも、徐々に役のキャラクターが定まってきた、気がしています。

稽古後には、横山さん、枝ちゃん、多根くん、大輔くんとで、ラーメン屋さんに行きました。

オフィス街にある為でしょう、スーツ姿のサラリーマンの方たちで大変混み合っておりました。

店内はとても騒がしく、店員さんが忙しそうに、あっちに行ったりこっちに来たり。

そして、女性店員さんが注文を取りにきました。

「はい、ご注文はお決まりですか?」

「んー、えっと」

「ではまたあとで」

「早っ!」

行ってしまいました。

あまりの目まぐるしさに、隣の席に座っていた横山さんに、

「ここが野戦病院だとしたら、彼女はさしづめナイチンゲールですね」

と言ったら、

「ふんっ」

と苦笑されました。

向かいの席では、枝ちゃんが、

「ちょっとちょうだい」

と、他の人のラーメンなどにもがっついたり、投げっ放しのボケをする為に、多根くんがいちいち、

「おいおい」

と突っ込みを入れなくてはならず、苦労していました。

で、横山さんが面白い話をしていた時、ふと斜め向かいの席を見ると、大輔くんが、

「・・・・・・」

と、テーブルの上を歩いていた虫と無心で遊んでおりました。

みんな、個性が強くて楽しいっす。

2005年11月 9日 (水)

感度良好

稽古二日目。

まず、最初から最後まで通して読み合わせをしました。

俺、稽古初日だった昨日よりも何故か緊張。

ここを気をつけよう、こうしてみようと感じたところで安全運転してしまいました。

しかし、他のみんなは昨日よりも確実に良くなっている。

さすがだなあ。

そうか。

昨日、ハイリンドのみんなの緊張を感じたのは、稽古の初日ということもあったけど、ある意味、劇団の初日でもあったのだなあと思い当たりました。

そして、いよいよ加藤さんのダメ出し発動。

これが本当に面白いんです。

「なるほど!」

という発見と同時に、笑えてしまうんですよ、ダメ出しが。

「ここはこうしてみて」

と、淡々とおっしゃるのですが、

「面白い!そうやりたい!」

というモチベーションを確実に与えられるのです。

わたくしなど演出の勉強にもなるもので、自分以外の役者さんへのダメ出しも全てメモしております。

その後、一場と二場をもう一度ずつ。

ダメ出しと台詞の変更、カット、付け足しを挟みつつ。

その際の、加藤さんの台詞に関するセンスにも感心しきりです。

で、稽古が終わり、加藤さんと二人で「阿佐ヶ谷パールセンター」という長い商店街を歩き、駅へと向かいました。

「ん、亀だ」

「これ使えそうだな、安いし」

と、途中、お店で売られていた亀や、今回の衣装に使えそうな洋服に対して敏感に反応し、いちいち近づいていく加藤さんを見て、感度のいい人なんだなあと、改めて思いました。

2005年11月 8日 (火)

ハイリンド第1回公演「―初恋」稽古初日

稽古場のある阿佐ヶ谷へ二時間も早く着いてしまったので、ドトールで台本を読んだり、商店街をブラブラしておりました。

すると目の前を、見覚えのあるお顔の方が自転車に乗り、通り過ぎてゆきました。

「よ、横山さーん!」

それは、共演者となる横山利彦さんでした。

「お、たけちゃん」

「早いですね、横山さん」

「うん、まだ一時間あるし、ごはんでも食べてからと思って」

「是非、ご一緒させてください!」

「えー」

「嫌なんですか!」

で、ミスタードーナッツで仲良くおしゃべり。

そして稽古場へ行くと、ハイリンドのメンバーである伊原農くん、枝元萌さん、多根周作くん、はざまみゆきさん、制作の竹内佐江さんが、色々と準備をされていました。

「おはようございます!」

と、次々と挨拶を交わしてゆく。

笑顔。

そう、稽古初日の稽古場って、空気が気持ち良くて大好きです。

しかも、記念すべき旗揚げ公演のだったら尚更。

ラム☆天の旗揚げ公演の時も、そうだった記憶があります。

なんて思っていると、演出補の高須誠くんを始めとするスタッフさんも、続々と集まって参りました。

そして、共演者の小林大輔くんに続いて登場したのは、演出の加藤健一さん。

今回の出演者全員の師匠でございます。

一人芝居の「審判」を四日前に終えてのご参加。

はー。

いまだに、その日初めて加藤さんを見た時には、緊張してしまう俺がいます。

実は俺、加藤さんの演出を受けるのは、加藤健一事務所俳優教室の卒業公演だった「アルジャーノンに花束を」以来なのです。

正直言って、ものすごく嬉しい。

生徒だった五年前よりも、少しは成長できてたらいいな。

さて、竹内さんの制作的なご説明のあとには、ハイリンド主宰である多根くんのご挨拶。

もうね、笑顔を堪え切れずに聞いちゃいました。

まあ、堪える必要もないのですが。

そして、多根くんによってキャストとスタッフさんの紹介がされ、いよいよ本読み開始。

楽しかったなあ。

もちろん反省点は沢山あったのですが、やっぱり面白い台本だと思いましたし、キャスティングがはまっていると感じたもので。

いえ、キャスティングがはまっている、といっても、自分のことはアレなのですが、はい。

で、加藤さんが作品に対する姿勢を提示し、舞台美術の打ち合わせがなされ、親睦会となりました。

そこでもまた、素敵な座組みとなる予感が致しました。

よーし、これから一ヶ月、頑張るぞ!

2005年11月 7日 (月)

天国と地獄

朝、電車に乗っていたのですが、各駅停車だったもので、快速電車が併走し、ゆっくりと追いついて参りました。

まず運転手さんが見えました。

そして、その快速電車の先頭である、女性専用車両が見えてきました。

朝のラッシュ時だというのに空いている座席もあり、なかなか快適そう。

まるで快速電車ならぬ、快適電車です。

そして、女性専用車両の次に現れたのは、スーツ姿の男性ばかりでギュウギュウになった最悪の車両。

もう必死の形相で詰め込まれており、満員御礼もいいところです。

「あそこには入りたくない」

そう思わずにはいられませんでした。

隣の車両には、空いている座席さえあるというのに。

まさに天国と地獄。

もしくは貴族と奴隷。

出荷。

そんな感じでございました。

2005年11月 6日 (日)

大殺界にひざを打つ

雨降り日曜日の夜。

傘を持ち、両腕にノートパソコンとショルダーバッグを抱え、バスに乗り込みました。

そして発車オーライ!

と共にコケました。

激しく。

大荷物の為、どこにもつかまることが出来ず、つるつると足を滑らせ、女の子座りのような格好でコケ、終えました。

両ひざをしたたかに、ゴン!

もう、ひざが砕けたかと思うくらい痛かったです。

「大丈夫ですか?」

若い、眼鏡の女性が心配そうに声を掛けてくれました。

が、ひざが痛すぎて何も言えませんでした。

「おいおいなにやってんだよぉ!」

酔っ払いの中年おやじに馬鹿にされました。

が、ひざが痛すぎて殴れませんでした。

「・・・・・・」

バスの運転手には、シカトされ、さらにミラー越しに目が合い、そらされました。

が、ひざが痛すぎて文句のひとつも口に出来ませんでした。

まあ、俺が悪いんだけどね、なんかさ。

さて、バスの床は雨水の為に、びしょびしょ。

そこでコケたわけですから、俺のジーパンも、びしょびしょ。

「みじめ、ここに極まれり」

と小さく呟き、ヨロヨロと立ち上がり、優先席へ。

「ははあ、なるほど、優先席とはこういう時の為にあるのだな」

と、ひどく感心し、ひざを打ち、打ったら痛かったので、涙目でさすりました。

例の白い、怪我人の優先席マークが、やけに哀しかった。

心配したのは明後日から始まる「―初恋」の稽古のこと。

なにか影響があってはいけないと、バスを降りたあと、すぐさま薬局へと走り、いえ、足をひきずり歩き、湿布を買い求めた次第です。

今、すうすう、しております。

まだ痛いけど、きっと大丈夫。

しかし、今日は本当に、何をやっても上手くいかない日でありました。

ラム☆天の渡辺順子先生にズバリ宣告された通り、これから数年の俺は、大殺界なのだろうか。

超こわい。

ちくしょう、七転び八起きの精神で生きていくぞ!

といっても、もう転びたくはないのですが。

マジで勘弁っす。

2005年11月 4日 (金)

歳相応の

肌寒い早朝。

近所にあるレンタルビデオ屋の前でのこと。

スウェット姿の若い男女、たぶん高校生くらいかな、が、地べたに座り込み、笑いながらじゃれあっておりました。

「ここはお前らんちかい!」

と突っ込みつつも、なんだか青春を感じてしまった。

深夜から話し込んでいて、そのまま朝を迎えてしまったのだろうか。

なんか、いい。

これが、俺くらいの歳になるともう通用しない気がする。

「さむいさむい」

ってなりそうだ。

ダブルの意味で。

では、中年の男女だったらどうか。

意味深だ。

事件の匂いがしてしまう。

では、老人カップルでは?

救急車を呼ぶことになるだろう。

でも、青春は本人次第で、いつでもおとずれると思う。

その気にさえなれば、歳相応のやつが。

2005年11月 1日 (火)

いつ、どこで、どんなふうに?

夜、池袋でラム☆会議をしてきました。

待ち合わせの時間ギリギリまでパソコン相手に格闘し、書けたところまでをプリントアウトしてダッシュ。

いやはや、書く作業やラム☆天のみんなとの意見交換は楽しいですし、面白く書けている、とも思うのですが、相変わらずの牛歩。

「なんだテメー、またそんなこと言ってんのかコラ!」

そんなふうに、この日記をお読みくださっている方々も言いたくなることでしょうね。

すみません。

俺自身も腹立たしいっす。

えっと、今回はですね、細かいプロット+登場人物設定という設計図を元に、台本を書き進めております。

そして、

「こういう物語にしたい」

というものは、すでにあるのです、はっきりと。

しかし、その物語を展開する為の台詞や行動の組み合わせに、あーでもない、こーでもないと頭をひねらせ、身悶えしている状態でして。

書いて、崩して、再び書く、といった作業の繰り返しで、少しずつ積み上げているのです、はい。

もっと面白くしたい!

その一心であります。

「ならもっと頑張れよ」

まあ、そういうことなのですが。

にしても、

「五日間くらい、台本だけ書いていればいいよー」

なんて贅沢な時間が心から欲しい。

バイトもしないわけにはいかないし。

他の作家さんって、いつ、どこで、どんなふうに台本を書いてるんだろう。

興味、ありです。

きっと皆さん、自分にとって効率の良いやり方を見つけているのでしょう。

俺も、俺なりに一生懸命に頑張ろう。

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