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2004年7月31日 (土)

こんにちは、赤ちゃん

昼間、一倉梨紗ちゃんと、はぁこさんと新宿で会い、お茶をした。

はぁこさんに、

「松本くん、また痩せた?」

と、言われてしまった。

やばい、喰わねば。

で、芝居の稽古があるというはぁこさんと別れたのち、10月にやる企画の舞台となる場所の見学に行き、その打ち合わせの為、梨紗ちゃんとふたりで明樹由佳さんのお宅にお邪魔した。

その企画、俺は演出で参加です。

あ、その前に、三人でうどん屋さんに立ち寄って食事をとったのですが、これが美味かった。

食べたのは山菜肉うどん。

場所、覚えておこう。

そして、由佳さんのお宅に行くと、まだ1歳にも満たないお嬢さんがいらっしゃった。

可愛い。

「はじめましてー」

と御挨拶。

しかし、人見知りしてしまうらしく、激しく泣かれてしまった。

これには困った。

お母さんである由佳さんと、お嬢さんのベビーシッターをよくやっているという梨紗ちゃんに、

「お友達だよー」

「たけちゃんだよー」

と紹介してもらい、なんとか指を握ってもらえるような関係になれた。

結構、嬉しかったりして。

指の爪とかすっごい小さいの。

いいなあ、赤ちゃん。

そして、色々と企画の概要を話し合ったりして帰宅。

現在の稽古。

この先の企画たち。

頑張るぞ!

2004年7月30日 (金)

恐怖体験

昼間、空いた電車に乗り、座席に腰をおろした。

俺の向かい側には、不機嫌そうな顔をしたおばさまが、ガムを噛みながら座っていた。

丈がひざ上くらいのスカートにTシャツ姿。

・・・・・・

あのう、すみません、ちょっと待ってください。

何故、大股開き?

いや、本気で哀しくなりました。

しかし、信じられないのは、この俺だ。

おばさまのおパンツなど別に見たくもないのに、その存在が気になってしまっているのだから。

なんなんだこれは、本能か?

違うだろ、俺!

そうして、未知なる自分を発見することに臆病になった俺は、静かに座席を移ったのでした。

とてもじゃないけど、太刀打ち出来ない事態だ。

で、しばらく経ってから横目でおばさまの様子をうかがってみたところ、やはり不機嫌そうな顔をしてガムを噛み、大股開き。

超こわかった。

2004年7月29日 (木)

雨宿り

台風の影響で天気が変な感じ。

昼間、バスから降りたとたん、土砂降りにあった。

まるで俺を狙っていたかのように。

傘を持っていなかったので、通りにあった郵便局の入口に慌てて避難。

そこには、警備員のおじさまが立っていた。

にこやかな笑顔で、

「いらっしゃいませー」

と言ってくれてしまったので、

「あ、すいません、雨宿りを」

と恐縮。

「ああ、そうですよね、でも、さっきから降ったりやんだりなんで大丈夫、すぐにやみますよ」

「良かった、じゃあ、やむまで失礼します」

警備員さんと横に並んで雨空を見上げる。

無言の二人。

警備員さんの言った通り、雨はすぐにやんだ。

「あ、やんだ、ありがとうございました」

「どうもー」

少し歩くと、また雨が降り出した。

おいおい。

一瞬、郵便局に戻ろうかとも思ったけど、濡れながら走ることにした。

なんとなく。

2004年7月28日 (水)

追求

演出をしていて最も幸せな瞬間は、台本を書いた俺でさえ想像していなかったような演技が、役者たちの間で起こる時です。

前もって用意された感情や行動ではなく、その場で初めて反応し合い、生まれる演技。

もちろん芝居なので台詞は用意されていますし、同じ場面を何度も稽古するのですが、それを感じさせないほどの、新鮮な反応の連続が役者たちの間で存在していれば、目の離せないものとなります。

そういう意味で今回、稽古場で演出していて楽しいのは、そんな演技が多く見られていることです。

きっとメンバーがいいんだなあ。

本当、嬉しいっす。

ただ、ここが芝居の難しいところで、そういう演技は役者が再現しようとしだすと、とたんに色褪せてしまうものなんです。

俺も演技をしていて、

「あれ、なんだか空回りしてるなあ」

と感じる時は、台本を読んで自分ひとりでイメージしたプランや、前に上手くいったことだけにとらわれたままで、相手役とのやりとりをせずに突っ走っている時です。

そんな時は全ての景色がセピア調に見えます。

逆に、

「あ、楽しい!」

と感じるのは、相手役の演技に思わず反応してしまった、という瞬間です。

そんな時は、色鮮やかに花が咲き乱れるのです。

芝居って面白い。

だから、追求していきたいと思うのです。

2004年7月27日 (火)

三枚刃

風呂場で顔を泡だらけにし、カミソリでヒゲを剃ろうとした。

あれ?

ヒゲが剃れずに泡だけが取れていく。

刃が悪くなったのかな。

って、カミソリのキャップ、ついたままじゃん!

目が悪いので気がつかなかった。

はー。

ついでに頭も悪いなこりゃ。

再び、泡を作りながら笑ってしまった。

2004年7月26日 (月)

楽しいこと

稽古、楽しんでやっております。

役者をやっていても、演出をやっていても感じることですが、芝居というものは稽古や本番を何度繰り返しても、新鮮さを持って演じられることが大切だと感じています。

同じ場面を前に演じたのが1分前でも、1時間前でも、1週間前でも、決して確認作業であってはいけません。

舞台上で、まるでその役の人生で初めて起こった出来事のように、驚き、発見し、喜び、戸惑い、興奮し、悔しがり、緊張し、怒り、笑い、恥じらい、悲しみ、憎しみ、愛することが理想なのだと思うのです。

その為には、自分の役の人生を想像したり、相手役との関係性を考えたりと、色々と準備も必要になります。

そして、台詞や段取りを完璧に入れた状態でありながら、それを捨て、自分のモチベーションを抱えて物語の世界に飛び込み、その状況や相手役と即興に近い感覚で芝居をする。

それは、とても勇気が要ることです。

超むずかしい演技です。

でも、そんな演技が出来たならきっと、自分もお客さんも楽しいことでしょう。

「本当に感じる」ということが、「リアリティ」だと思うのです。

どんなにありえないことであっても、役者が本当に感じていることは、お客さんも感じてくれるものだと信じています。

役者とお客さんは、そこで繋がっていくのではないでしょうか。

演劇はライブなので、劇場にいる全ての人間の感情がひとつになる可能性だって存分にあるのです。

すげー。

瞬間瞬間に生まれる一体感を味わいたい。

そこを目指します。

2004年7月25日 (日)

人込みの中、ケータイで話しながら歩いている、若い女性とすれ違った。

その女性は、俺とすれ違う直前、流れる涙を自分の指で拭っていた。

思わず振り返ってしまった。

ああいうのって、すごく気になる。

2004年7月24日 (土)

深夜の戦い

んちゃ!

といっても、アラレちゃんではありません。

深夜、道を歩いていたら、右足にいきなりの接着感があったのです。

ガム、踏んづけた。

ふざけんな、こんなとこに吐き出しやがって!

一瞬、ゴキブリの気分になっただろうが!

腹を立てながら、ガムのくっついたサンダルの裏を地面にこすりつけ、剥がそうとした。

が、剥がれない。

ムキィー!

仕方なく、右足を引きずるようにして歩いていたら、道が段になっていて、足を踏み外した。

バンッ!

サンダル履きだったので、すごく大きな音がした。

・・・!

たいした高さではなかったのに、平らだと思っていた所を「ガクッ」とやったもんで、異常に驚いてしまった。

俺の前を歩いていたカップルも、大きな音に驚いて振り返った。

恥ずかしかったので、とっさに酔っ払いのフリをして誤魔化した。

不審に思ったのか、そのカップルに足を速められました。

いや、違うんだ、おふたりさん。

く、くそ、なんでこんな夜道で酔っ払いの小芝居を。

そう思ったら急激に、左足の付け根が痛くなってきた。

ああ、むかつく。

全部、このガムのせいだ。

と、憤りながらサンダルの裏を見ると、ガムは剥がれてなくなっていた。

なんだ、もう取れたのか。

ちょっと名残惜しくなったりして。

2004年7月23日 (金)

ご飯が美味しい

稽古前に身体のアップとして、マジリンに指導をお願いし、エアロビ体操をやりました。

マジリン持参のCDの曲に合わせて身体を動かすわけです。

俺「あ、CD持ってきてくれたんだー」

マジリン「ええ、ダサいんですけどね」

俺「え?」

マジリン「はい」

俺「?」

うーん、まあ、いいや。

で、そのダサくて激しい曲に合わせ、彼女の掛け声と共に、、みんなで必死になって手足を動かしました。

必死なのに笑顔で。

はい!

はい!

はい! はい! はい!

んああぁっ!

テンポが早すぎてついていけない!

はー。

やっぱり日頃の運動不足で身体がなまってるんだなあ。

そして、エアロビ体操の終了後。

マジリン「この曲、テンポ速かったですねー」

みんな「おいっ!」

まあ、それでも彼女は曲に合わせていましたが。

すげー。

しかし、久々になった筋肉痛はなんだか心地良いものでした。

稽古後、竜ちゃんとご飯を食べに行った際、美味しくいただけましたし。

やっぱり人間、運動しないといけませんね。

それにしても、ケータイの調子が悪くて困る。

すぐに充電が消耗するし、いつの間にか電源が切れてしまうのです。

買い替え時かな。

2004年7月22日 (木)

バンザーイ!

電車がホームで止まった。

乗り換えの駅だ。

扉が開いたのと同時に誰よりも早く飛び出した。

そして、駅の階段を一気に駆け上がれず、派手にコケた。

見事なまでのバンザイの形でうつ伏せになり、2秒はショックで動けなかった。

もちろん、バンザイなんて気分ではない。

かなり恥ずかしい状態だ。

後続の人たちはどう思っただろうか。

「あ、あんなに勢い良く飛び出したのに・・・」

無念です。

F‐1グランプリでの、

「スタートと同時にクラッシュ!」

みたいな感じ。

1人でリタイア。

後ろを振り返る勇気なんて、俺にはありませんでした。

起き上がり、逃げるように階段を駆け上がりましたとさ。

チクショウ、右手の指、擦り剥いちゃったよ。

で、電車を乗り換えて池袋へと向かいました。

美術打ち合わせでございます。

いやいや。

舞台セット、はっきり言っていいですよ。

2004年7月21日 (水)

魔法

「ハチの巣」の稽古、ビシビシやっておりますよー!

現在の稽古は、本読みの次の段階であるアラ立ちに入っています。

このアラ立ち、実は大好き。

今まで台本に込めてきたキャラクターのイメージが、役者さんの声や肉体によって、活字から立体的な人間へと昇華されていくわけですから。

魔法に近いものを感じます。

言い過ぎかなあ。

あ、小説の映画化みたいなものかもしれません。

理想のキャスティングでの。

とにかく、作・演出で参加している者としては、もう辛抱たまらん体験なのです。

「ああ、生まれていくのだなあ」

って感じ。

まあ、そんな楽しい中にも、反省はきっちりとあるんですけどね。

最初のほうからダメ出しを多く言わないようにしよう。

そう思いました。

役者さんがやりたいことを見極めてからでも全然遅くないし。

俺、発見があると興奮して、色々言い過ぎてしまうのです。

我慢も時には必要だ。

気をつけよう。

俺、役者モードの時のアラ立ちは、また別の感覚でドキドキものなんですけどね。

緊張の嵐。

おなか、変、に、なりま、す。

もっと自信を持って、堂々としてられたら格好いいのになあ。

そんな役者稼業も、ずいぶん遠ざかってしまってるもので、無性にやりたくもなるのですが、今回はそのパワーを作・演出にぶつけていく所存でございます。

期待してください。

さて、ちょこちょこ役者さんやスタッフさんの紹介などしていきますので、どんどん興味、お持ちくださいませね。

台本も改良しつつ、頑張っていきます!

2004年7月 8日 (木)

お久しぶりです!

27歳になりました。

今日が僕の誕生日、ということで。

毎年、年齢と共に色々な課題が積み重ねられていくように思えます。

なかなかクリアーは出来ないけれど、飛躍の歳にしてみせる!

そして、いよいよ明日から稽古が始まります。

緊張と喜びのブレンドです。

がんばるぞ!

で、本日は里香ちゃん宅にみんなで集まり、台本の缶詰め工場。

ガムを噛み噛み。

外に出ては煙草をプカプカ。

連日、ごはんのお世話にまでなっているのですが、なんと誕生ケーキが登場したのです。

・・・・・・

涙。

単純に嬉しい。

順子がケーキにローソクを垂らしている。

里香ちゃんが暗闇の中からカメラを向けている。

和嘉ちゃんがケーキに刺さったチョコレートを狙っている。

みんな、ありがとう!

ローソクの火を吹き消す時には願い事をしました。

願いはただひとつ。

帰りたい!

いやいや。

ではなくて、まあ、内緒です。

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