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2003年8月31日 (日)

舞台セット

「見よ、飛行機の高く飛べるを」の舞台セットのタタキ作業です。

今日で五日目。

舞台美術の有賀千鶴さんのアトリエが神奈川県の戸部にあり、そこへ通っています。

タタキのメンバーは、僕を含めた若手出演者たちと、有志でお手伝いをしてくれている加藤健一事務所俳優教室の卒業生たち。

舞台監督の楠原礼美子さんの指揮のもと、ノコギリ、ナグリ、カッターなどで木の材料をバリバリと「壁」や「階段」へと変身させ、ハケ、筆などで塗料をヌリヌリし、次々と仕上げていきます。

僕のタタキのスタイルは、靴下にサンダル、ハーフパンツ、Tシャツ、バンダナ、ガチ袋(ここに色々な工具を入れて腰からブラ下げるのです)、以上です。

みんなでワイワイやりながらの作業。

汗なんかダラダラで、アゴからポタッと滴り落ちるくらいです。

休憩時間なんかには、ラム☆天から差し入れられたスイカバーを食べたりして。

それにしても、タタキの時のメシは美味い。

いやはや、今回のセットも素敵なものになりそうです。

完成はまだですが、予感がビシビシしております。

2003年8月30日 (土)

ラムネ☆天色堂

ワンダーフォーゲルの公演の後片付けもだいぶ済んできました。

まさに祭りのあとです。

僕の夏が終わっていく。

そんな感覚です。

しかし、寂しくなどはありません。

反省することはすごく沢山あるけれど、今の僕に出来る精一杯のベストを尽くしたと胸を張って言えるからです。

さて、夏が終われば秋ということで、次のステージへと突入です。

2003年11月5日(水)~11月9日(日)に麻布die pratze という劇場で打たれる、ラムネ☆天色堂の旗揚げ公演「見よ、飛行機の高く飛べるを」への出演。

この企画は、だいぶ前からあったもので、僕も一年以上前から出演が決まっていた公演です。

僕が尊敬する劇作家である永井愛さんが書かれたこの作品が大好きだったのと、「板谷順吉」という役がどうしてもやりたかったもので、その気持ちをラム☆天の三人に伝え、面接、というか、オーディションを受けさせてもらったのです。

「この役を是非ともやらせてください!」

というアピールです。

本当に、すごくいい役なもので。

彼女たちに後悔なんてさせないよう、稽古に励んでいきたいと思います。

2003年8月27日 (水)

ワンダーフォーゲルvol.1「あなたが笑うと世界が笑う」

Vol1 Vol1_1

【作・演出】 松本たけひろ

【出演】

佐藤宙輝フルーチョ

渡辺順子ラムネ☆天色堂

戸田由香

松本たけひろ(ワンダーフォーゲル

入交恵

広瀬格(遊牧管理人)

市川茂男(ブラザーフッド)

熊坂貢児フルーチョ

林直子

枝元萌

日沖和嘉子ラムネ☆天色堂

【公演期間】 2003年8月20日(水)~24日(日)

【劇場】 ウッディーシアター中目黒

【演出協力】 広瀬格
【美術】 向井登子
【照明】 山浦恵美
【音響】 松本昭(音スタ)
【舞台監督】 齊藤葉子
【宣伝写真】 新保聡子
【宣伝協力】 入江謙舟(劇団ブルースタクシー)
【制作協力】 伊藤悦子
【協力】 島田敦子
【企画・製作】 ワンダーフォーゲル

V26

【吹野荘202号室】

V27

【クラブ人魚姫】

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【キャスト全員集合】

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【カエルぴょこぴょこ】

V23

【3ぴょこぴょこ】

V20 V22 V21

【台所まわり】

ラムネ☆天色堂の渡辺順子が、平野操役で使っていた1眼レフカメラで激写。

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【松本たけひろ】

V18

【枝元萌】

V19

【林直子】

普段はメイクなど全くしないこの顔ぶれが、ここぞとばかりに気合を入れて励みました。

入交恵も加えたクラブ人魚姫の4人で同じ、うろこ色のマニキュアを塗ったり。

時間が足りなくて焦ったりもしたけど、化粧って意外と楽しかったなあ。

V15

【戸田由香】【日沖和嘉子】【松本たけひろ】

この三人は血のつながっている設定の役どころでした。

なんだかちょっとずつ似ている気がしたんです。

仲良し。

V16

【戸田由香】【林直子】【枝元萌】【日沖和嘉子】

ゴージャスな歌姫コンビの変身後。

チラッと写っているのは和嘉ちゃん。

この出たがりめ。

で、戸田さんは一体なんなのでしょうか。

出番前の稽古?

ここに載せたのがバレたら怒られてしまいそうです。

V13

【日沖和嘉子】

僕が書いた台本を真剣に読み込んでくれています。

V14

あの、そろそろ稽古を始めても?

元気いっぱいの女の子です。

おしりがテカっています。

チャーミングですね。

…ね?

V11

【佐藤宙輝】【熊坂貢児】【市川茂男】【広瀬格】

奇声を発しながら、グルグルと回っていました。

「テンション上げてんだよっ!」

と言っていました。

(注・芝居の中にこんな場面はありませんでした)

V12

この人たちはこの瞬間が1番に輝いていました。

ってことはないか。

ちなみに僕は客席で演出のことを思案していました。

正直、あまりに楽しそうなので羨ましかったりも。

「いーれーてー」って言えば良かった。

んん、でもなあ。

V10_1

「あたし、モテてるー!」

「つーか臭くねぇ?」

「あ、ごめん、あたしの足」

「ねえ、さっきから妙な気配を感じるんだけど?」

「あ、ども、貧乏神です」

V7

「さあ、今夜もビシビシいくわよ」

「そうねえ、ビシバシいこうねえ」

V8

「見たわね」

V9

「見てません」

「目、合わせちゃ駄目」

V6

【入交恵】【片山直也】

「片山直也さん、色々とお手伝いしてくださって、本当にありがとうございました」

「気にすんなよ、またいつでも呼んでくれよな」

V4

「もしもしあなた? あたしだけど、今夜逢えるかしら?」

V5

「お待たせ、君に逢いたくて終電に乗ってきたよ」

V1

「あたしたち、のどがカラカラー」

V3

「うざったいませー」

V

【松本たけひろ】【市川茂男】

【入交恵】

【熊坂貢児】【戸田由香】

【広瀬格】【佐藤宙輝】【枝元萌】

【林直子】【渡辺順子】

【日沖和嘉子】

みんなの顔の位置で名前をふってみました。

2003年8月26日 (火)

本当にありがとうございました!

ワンダーフォーゲルvol.1「あなたが笑うと世界が笑う」は、無事に公演を終えることができました!

劇場に観にいらしてくださったお客様、仕込みやバラシや受付のお手伝いに駆けつけてくださった皆さん、スタッフの方々、キャストのみんな、この公演に関わってくださった全ての方々に、心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。

本当に、本当にありがとうございました!

お客様の中で、「観に来て良かった」と感じて頂けた方がいらっしゃったなら最高です。

これ以上の幸せはありません。

「観に来なければ良かった」と感じられた方には、申し訳ない気持ちで一杯になります。

僕に直接届いた作品の評価は概ね好評だったようにも感じましたが、遠慮などの理由から、僕に届いていない感想を考えると(そんなことを言い出したらキリが無いのですが)やはり、賛否両論だったように思います。

「本当に良かった」、「面白かった」、「感動した」、「何が言いたいのか良くわからなかった」、「つまらなかった」、「話がわかりづらかった」、「可も無く不可もなく」などなどです。

僕は、お客様の御批判に対しての言い訳はしたくありません。

それに、出来ません。

御覧になってくださった、あの作品が全てです。

そして、作品に対する全責任は僕にあります。

もちろん、お客様に素敵な芝居を観ていただきたいからこそ、歯を食いしばって頑張って、時間とお金を掛けて、たくさんの人の助けをお借りして創ってきましたので、褒められれば凄く嬉しいですし、けなされれば凄く悲しくなります。

これは誰でも同じことだとは思いますが、もう単純にそうなのです。

それでも、お客様の率直な感想は知りたいもの。

無視されるのが一番寂しくなります。

どうぞ、良かったら掲示版のほうにも書き込みを宜しくお願い致します。

どんな御感想でも結構ですので。

今後の創作活動の参考にさせてください。

僕は稽古場や劇場の現場などでも色々と失敗して関係者に迷惑を掛けましたし、本当に悔しい想いもたくさんしました。

決して無駄にするつもりはありません。

それらを必ず活かして、これからも僕は表現活動をやっていきます。

成長していきたいのです。

役者、作家、演出家、プロデューサー、全部です。

皆様、本当にありがとうございました!

2003年8月19日 (火)

「あなたが笑うと世界が笑う」いよいよ明日が初日

みんなで劇場入りをして、舞台セットの仕込みをやりました。

芝居仲間たちが有志でお手伝いをしに来てくれ、たくさん働いてくれました。

無償で。

こんな人望のない奴の公演に。

もう、ただただ感謝の一言です。

今夜の僕の精神状態ですが、本番前として、かなり良い状態です。

モチベーション満載です。

でも、最高潮は明日からの本番に取っておきます。

やはり緊張はするでしょうけど、楽しみであることのほうが断然強いのです。

五日間、魂込めて全力で駆け抜けて参ります。

その後は死んじゃってもいいくらいに。

肝心の芝居ですが、とても良いものになりました。

あとはお客様が劇場に観にいらっしゃって初めて仕上がります。

ですからどうぞ、僕らが作った世界にいらしてください。

宜しくお願い致します!

2003年8月15日 (金)

上川あやさん2

今回の芝居で僕が演じたのが、性同一性障害の当事者であり、性転換手術を希望しているという役だったので、上川あやさんの体験談などを色々と聞かせていただきました。

ちなみに僕が書いた物語は全くのフィクションですし、上川あやさんをモデルにしたものというわけではありません。

それに、彼女だけを当事者の代表としてでは決してなく、あくまでその中の一人の女性としてお話がしてみたかったのです。

僕が上川あやさんとお会いしたことをwebサイトの日記に書いたところ、それをお読みになったという、別の当事者の方から、

「彼女だけを当事者の代表としてとらえないでいただきたいのです」

という内容のメールが届きました。

それを読んだ時は驚きましたが、その方に誤解をして欲しくなかったもので、メールで返事をお送りして、僕の作品への気持ちをお伝えしました。

最終的には御理解していただけて、応援のメッセージまで送ってくださったので、とても安心しました。

その方の御意見も当然のことだと思います。

セクシャル・マイノリティといっても、たくさんの性同一性障害の当事者の方々がいて、政治的にも、社会的な立場からも、個々に、色々な意見や感情があるのですから。

もちろん上川あやさんも、政治家という立場からではなく、一人の当事者として僕らに接してくださいました。

ここでは、そのお話の内容には触れません。

ただ、お話を伺った二時間で、彼女のナイーブで誠実な人柄に心を打たれたことは確かです。

マジリンも言っていたことですが、単純にファンになってしまいました。

失礼だとは思ったのですが、上川あやさん御本人にもそうお伝えしたところ、

「役者の方にファンになっていただくなんて光栄です」

と、照れながらおっしゃっていました。

その様子がまた、印象的でした。

これは公演が終わったあとに書いているのですが、改めて御礼を申し上げたいと思います。

上川あやさん、生江有二さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!

2003年8月14日 (木)

上川あやさん1

下北沢の喫茶店で、マジリンと一緒に、世田谷区議会議員の上川あやさんと、ジャーナリストの生江有二さんとお会いして来ました。

「あなたが笑うと世界が笑う」での僕らの役が、より豊かなものになるようにと、マジリンが生江有二さんにお願いをしてくれ、生江有二さんが上川あやさんにお会いする機会をもうけてくれたのです。

僕が初めて上川あやさんの存在を知ったのはテレビのニュースでした。

今年の4月に区議会議員選挙に当選なさった時のニュース。

正直、僕は政治の世界に疎い人間です。

そんな僕にもそのニュースが印象に残ったのは、上川あやさんが性同一性障害の方だったからです。

性同一性障害は、心が「女性」であるにも関わらず身体が「男性」である、または、心が「男性」であるにも関わらず身体が「女性」であるという疾患です。

僕はちょうど本やインターネットで性同一性障害について勉強をしていたものですから、上川あやさんにお会いすることが出来ると、マジリンから聞いた時はとても驚きましたし、興奮しました。

しかも区議会議員さんです。

お待ちしている間、どんな方なんだろうとずっとドキドキしていました。

そして、僕らの前に颯爽と現れたのは、長くて綺麗な黒髪の良く似合う、笑顔の素敵な女性でした。

 ― つづく ―

2003年8月 9日 (土)

ワンダーフォーゲル

もう本番はすぐそこです。

旅の到達点を目指してのラストスパート。

暑かろうが台風だろうが、大好きなみんなと進み続けます。

うわ、恥ずかしい。

ちょっと酔ってます。

ビール、一本で。

2003年8月 1日 (金)

甘え

木曜日。

僕の心はギシギシと錆びついている。

忙しかったり上手くいかない事から頭を抱えて逃げ出したくなるのは自分だけじゃないのに、僕はまったく甘えている。

僕のまわりの人たちは、僕をすごく助けてくれている。

今回の公演に関わってくれている全員だ。

これは絶対に当り前のことなんかじゃない。

みんなが自分の問題とちゃんと向き合って戦っている。

その上で協力してくれる。

本当にありがとうございます!

それなのに、僕はだらしなくて自分で自分に腹が立つ。

自分のことだけで溺れている。

まだまだ限界なんかきていない。

頑張ります!

金曜日。

昨日もやったのですが、稽古後に順子と宙輝と3人で芝居に使う、ある小道具についての会議を開きました。

きっと素敵なモノになるでしょう。

ワクワクしました。

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