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2003年7月30日 (水)

流行

火曜日。

稽古場に風邪が少し流行ってました。

和嘉ちゃん、格ちゃん、僕って感じに広まって。

症状は、のどの痛みと発熱から始まり、鼻水、くしゃみ、と変化して、只今、咳に苦しんでおります。

それでも、稽古場に入るとアドレナリンが分泌されるのか、家にいる時よりも症状が軽くなっちゃいます。

一人の時は、半目で姿勢の悪い妖怪にでもなった気分。

早く治そ。

風邪じゃないけど、朝、順子が貧血で倒れたそうです。

一日に一食しか食事をとらないことがざらだから、とのこと。

ダイエットというわけではなく、

「御飯を食べる」

ということを忘れてしまうんだそうです。

いやいや、食べなさい。

枝ちゃんなどは、

「ソレが生きていく目的じゃん!」

と、小鼻をふくらませて憤ってました。

「あたしだって忘れてみたい!」

とも。

うーん。

昨日と今日のアップは宙輝がリーダーになってやりました。

役者である陰山泰さんのワークショップで教わったものです。

複雑なステップもあるので、初めてやる人はマスターしようと一生懸命です。

ワイワイ言いながら楽しく汗をかきました。

そして、その汗が乾かぬ内に、マジリンがリーダーになってのストレッチ。

熊さんが持ってきてくれたジャズの曲に合わせて。

マジリン独特の雰囲気もあり、優雅な気分で身体がほぐれていきました。

稽古、順調です。

色々なシーンが、みんなとの稽古の積み重ねで良くなっていくもので、楽しくて仕方ありません。

僕にとっては、こんなにも家に帰ることが名残惜しくなる稽古も珍しいです。

作と演出もやってることも大きいのだとは思うのですが。

あ、今、外で降っていた雨がやみました。

水曜日。

やってしまいました。

1時間の大遅刻。

二度寝して寝坊して飛び起き、大慌てで宙輝に電話をし、みんなでアップをやっててもらうようにお願いして駅へ。

ダッシュで電車に飛び乗った僕に宙輝からメールが。

「これはコーヒーでしょ案が提出されました」

「・・・可決で」

電車を降り、稽古場の近くのセブンイレブンで八本もの缶コーヒーを買い、稽古場の扉を開けると、みんながストレッチをしていました。

みんなは僕の顔を見るなり、

「おはようございます~!」(恐ろしく優しい笑顔で)

「お、おはようございます、あのう、すいませんでした・・・あ、これコーヒーなんですけど良かったら、」

「わあ、すいませ~ん!」

「・・・・・・」(しょぼい顔)

大反省です。

2003年7月28日 (月)

感謝

金曜日。

稽古はお休み。

11月に出演する、ラムネ☆天色堂の旗揚げ公演「見よ、飛行機の高く飛べるを」の顔合わせと写真撮影に行きました。

ラムネ☆天色堂(みんなで「ラム☆天」と呼んでます)というのは、渡辺順子さん、日沖和嘉子さん、神之田里香さんといった三人の女優さんたちが作った劇団です。

一年以上前から旗揚げ公演の準備を着々と重ねており、ワンゲルとは互いに協力し合う仲でもあるライバル劇団。

旗揚げから、作に二兎社の永井愛さん、演出に青年座の湯浅実さん、出演に松本きょうじさんを始めとする豪華メンバーを招き、デビュー致します。

こちらでも、僕はとっても良い役をやらせて頂きます。

で、顔合わせ。

緊張しました。

豪華キャストなので、はい。

しかし、緊張してたわりには、湯浅さんのお言葉に甘えてワンゲルのチラシをお配りしちゃったりして。

そうしたら皆さんに、

「観に行くよ!」

とのお声を頂きました。

感謝です。

土曜日。

稽古場に音響をやって頂く、音スタの松本昭さんがいらっしゃいました。

お願いしてあった、芝居で使う音源を速攻でMDに落としてきてくださいました。

感謝です。

みんなに、

「凄腕の音響さんです」

と紹介したら、

「殺し屋じゃないんだから」

と突っ込まれたりして。

だって、凄腕なんだもん。

日曜日。

墨田パークスタジオに舞台セットを作りに行きました。

いわゆる「タタキ」というやつです。

メンバーは舞台美術の登子さん、舞台監督の斎藤さん、宙輝、片山直也、不消者の多根周作くん、寝坊して「お詫びジュース」を買ってきてくれた茂ちゃん。

メンバーの出入りはありましたが、11時から20時まで、額に汗してバリバリと働きました。

僕なんかあんまり、タタキは上手いほうじゃないんですけど、ナグリ(金鎚のことです)で釘を打ったり、ノコギリで材木を切ったりする作業は血が騒ぐというか、好きです、日曜大工とか。

有志で手伝いに来てくれた直也と多根くん、嬉しかったです。

本当に有り難うございました。

感謝です。

タタキ後には、ウッディシアター中目黒に僕と登子さんとマジリンの3人で劇場の下見に行きました。

セットのない素舞台が見れて良かったですし、三人で行ったことで新たなアイデアも浮かびました。

マジリン、ちょっと台詞言って稽古してみたり。

気持ち良く対応してくれた劇場の森脇さんに、これまた感謝です。

2003年7月24日 (木)

せむし男が帰る

稽古場に待って行く荷物が多くて大変です。

台本、稽古着、小道具、ビデオカメラ、メイク道具などなど、大きめのトートバッグが二つ分かそれ以上という感じで。

僕は最寄駅まで自転車を漕いで行くのですが、その場合、バッグの一つは自転車のカゴに入れ、もう一つは肩に掛け、さらにある場合はリュックを背中にしょってます。

雨がすごく降ってたりすると、それらが濡れないようにする為に工夫をしなければなりません。

ゴミ袋でバッグを包んで防水。

背中のリュックはおなか側へ移動。

傘を差して前傾姿勢。

視界が悪いせいで車に轢かれそうになったり、子どもを轢きそうになったり。

駅までは、ほんの10分ほどなんですが、かなりのストレスです。

荷造りも大変です。

モノが多いので時間がかかってしまい、行きはもちろん帰りなんか身支度し終わるのがいつも最後です。

あまりに遅いので、荷物を仕舞うのをみんなが手伝ってくれたりして。

それか置き去り。

とてもじゃないけど、

「手伝って」

なんてことは言えないので、必死になって荷物をかき集め、みんなを追い掛けます。

人生も同じですよね。

降ったり晴れたり。

手伝ってくれたり、置き去りだったり。

いや、当然です。

自分のことは自分でやれっての。

小学生じゃないんだから。

テメーのケツはテメーで拭けってことですよね。

お相撲さんじゃないんだから。

さて、キャストの何人かはですね、自転車で稽古場まで通っております。

茂ちゃんなんかもその一人なのですが、雨が降ってる日などはリュックを背中にしょい込み、その上にレインコートを着て、

「おつかれ様でした!」

と、颯爽と走り去って行きます。

しかし、その後ろ姿がまさに、せむし男なのです。

「ノートルダムの鐘」

メルヘンです。

2003年7月20日 (日)

週末

金曜日。

稽古場に舞台監督の齊藤葉子さんがいらっしゃいました。

みんなに御紹介。

ちょこちょこ相談したいことが出てきていたので打ち合わせを少々。

で、戸田由香の体操。

彼女はいつもニコニコ笑顔で先導してくれるので、みんなもリラックスして身体を動かせます。

格ちゃんが用事で抜けてしまい、熊さんがなんだか少し寂しそうでしたが。

で、枝ちゃんと直ちゃんのシーンを稽古。

二人で色々とアイデアを考えてくれていた様子で、それに触発され僕のイメージが膨らんだ。

そういうのってすごく楽しい。

そのあとに、あるシーンを繰り返しやった。

役者の動きや段取りが複雑なシーンなので、直ちゃんに僕の役を代わりにやってもらったりしながら何度も。

みんなからも色々と提案が出てきた。

要稽古。

ここはまたやらねば。

稽古後、江古田の洋食屋さんで齊藤さん、格ちゃん、宙輝、熊さんと5人で食事。

共通の知り合いが色々と出てきて盛り上がった。

この世界は狭いなあ。

土曜日。

今回の稽古、僕はメイクをしてやるようにしている。

メイク、要勉強中。

今日は、マジリンがリーダーとなってアップの体操。

みんなでキャッキャ言いながら。

マジリン、一度リーダーになってやってみたかったらしく、嬉しそう。

で、僕と宙輝のシーンから稽古。

何度か繰り返しやった。

今後、二人の関係性をより深めなければ。

途中、以前参加した陰山泰さんのワークショップでお友達になった、演劇集団キャラメルボックスの温井摩耶ちゃんが稽古場に遊びに来てくれた。

自分の稽古が早めに終わったとのこと。

メンバーの何人かはすでに知っていたけれど、御紹介。

なんだかスリムになって、髪型がサラサラしてました。

和嘉ちゃんと順子と宙輝のシーンを稽古。

またまた色々と考えて来た様子。

面白くなる予感。

稽古後、氷川台のジョナサンで軽く食事。

メンツは、摩耶ちゃん、宙輝、格ちゃんの4人。

久し振りにビールを飲んだら、一口目がとてもキました。

駅で反対方向の摩耶ちゃんと宙輝の二人と別れ、格ちゃんと途中まで一緒に帰った。

日曜日。

たまにパニックになりかけるので、演出プランを整理。

今回の役の参考になるような映画のビデオを借りてきて観た。

参考になった。

自分で書いたくせに、今までで一番の難役。

踏ん張って参ります!

2003年7月17日 (木)

朝帰り

昨日、朝帰りでした。

日記なのにズレズレですね。

宙輝と格ちゃんと三人で稽古後に、居酒屋→デニーズ→カラオケで始発待ちコース。

色々と今回の芝居ついて話したりしてました。

あ、カラオケは関係ありません。

単なる遊びで。

宙輝が言い出しっぺで、モノマネ王座決定戦なんぞをやりました。

チャゲアス、井上陽水、B'zなんかで。

結果は秘密です。

悔しいので。

今日は稽古前に芝居で使う小道具を色々と買いに行ってきます。

では!

2003年7月15日 (火)

立ち稽古開始

昨日から立ち稽古。

演出協力の広瀬格ちゃんがリーダーとなり、みんなでセットのバミリ(セットを建てる代わりに様々な色のビニールテープを床に貼ること)をしました。

その後、戸田由香がリーダーとなり、軽いアップの体操。

最近、動かしてなかったもので硬くなっていた身体も、ゆっくり伸ばすと、すごく楽な気分になっていきました。

格ちゃんや熊さんは、ストレッチになると自分の身体の硬さに苦笑したり、悲鳴を上げてのたうちまわることに。

その姿があまりにもおかしいので、みんなで笑ってしまいました。

二人は互いに親近感を持ったように見えましたが、どうやら、

「最下位にだけはなるまい」

と、ライバル心を持ったようです。

それも笑えましたが。

で、休憩を挟み、第一場から立ち稽古開始です。

僕が、

「では、いきまーす」

と言って、手を叩き、スタート。

ま、最初は軽い感じで流していってくれればいいや・・・なんて思って、ふと渡辺順子を見ると、なんと台本を持っていません。

げ、順子、台詞入れてきてんじゃん!

いえ、演出としては嬉しい限りなのですが、自分がまだ台詞を入れていなかったもので、焦ってしまいました。

すると、最初は台本を持っていた佐藤宙輝も、

「まあ、そんなら俺も」

といった感じで、すぐに台本を外しました。

宙輝、お前もか!

入交恵こと、マジリンも最初から持ってません。

当然のように。

マジリン!

しかも、みんな芝居が面白い。

ありえない!

いえ、全然ありえて結構なんです。

むしろ喜ばしいことなんです。

冷静に考えれば。

なのに僕が休憩時間に、

「ったく、嫌んなっちゃうよ」

と愚痴っていたら、茂ちゃんに、

「いやいや、それおかしいから」

と言われる始末。

くそ、負けるもんか!

稽古後に戸田由香と二人で芝居の話をしながら、ご飯を食べて途中まで一緒に帰りました。

2003年7月14日 (月)

食欲

どうも夏場は食欲が無くなります。

元々そんなに食べるほうではないのですが、気力がないからって食事を抜いたりすると、凄い悪循環が始まってしまいます。

去年はアイスキャンディーを活用して真夏をしのぎ切りました。

しかし、胃の中に何も入ってないのに冷たいモノを入れたりするものだから、たまに下痢になるというリスクがあります。

まあ、今年はアイス以外にも対策を練り、エネルギッシュにいこうと思います。

サラダとか辛いものとかを食べて。

2003年7月13日 (日)

雨降り日曜日

稽古が休みだったので、ずっと家にいました。

といっても、なにかと仕事はあるので、芝居に使えそうな曲を聴きながらこなしていました。

僕は、なにかひとつの事だけに集中するということが出来ないタイプです。

メシだけを食う、ということが出来ません。

テレビ、ビデオ、雑誌、小説、マンガ、インターネットなどなど、必ずなにかプラスされていないと駄目です。

誰でもそうかもとは思いますけど。

むしろ、黙々とメシだけ食ってたいら怖い気がします。

あ、でも、このあいだテレビでやっていたのですが、そういう、いわゆる「ながら族」(死語ですか?)は、自律神経に相当ダメージを与えてしまうそうです。

じゃあ、なんですか?

食事をしながらおしゃべりしたり、トイレで用を足しながら本を読んだり、愛し合いながら憎み合ったりしてはいけないということですか!

なんて、熱くなってどうする。

さ、仕事仕事。

明日からはアラ立ち稽古だ。

2003年7月11日 (金)

台本直し

本読みの時、台本に違和感があった箇所を、徹底的に洗い出し、直しました。

やっぱり、一人で黙々と台本を書いてる時よりも、役者の声を聞き、その日の内に直すというのは凄くいいです。

もちろん、直さずにそのままいけるのがベストですし、そうあるべきだとは思います。

けれど、今回の稽古場で重要視したいのは、役者それぞれの感覚や個性と僕の表現したいこととの擦り合わせなので、柔軟にみんなとの最大公倍数を狙います。

なんて、なんだか当り前っぽいことを自己満足で言ってますね、僕。

いかんいかん。

えっと、本読みはとりあえず四日間取って、その後でアラ立ち稽古(台本を持ったままだけど動きもありでやる稽古)に入る予定なのですが、二日目でもう立ちたがってウズウズしてる空気もあるもので、なんだか嬉しくなっちゃいました。

で、稽古が終わったあと、何人かで軽く食事をしました。

僕は機嫌良くおしゃべりしてたんですが、もののはずみで佐藤宙輝の腕に「パッ」とツバをかけてしまい・・・

あ、アイツと話してると何故かよくやってしまうんです。

なんでだろ。

でも、わざとじゃないんですよ。

それなのに奴は、これまた凄い目で睨んでくるんです。

「おい・・・」

とか言いやがって。

1コ下のクセに。

生意気で小癪な役者です。

なんとかして奴をギャフンと言わせてやろうと思います。

しかし、「ギャフン」っていうのは、いったい誰が最初に言い出したんでしょう?

漫画かなあ。

まあ、いいや。

2003年7月10日 (木)

稽古初日

昨日の話です。

すごく緊張しました。

人前でなにかを仕切るなんてことなど、まずない人間なので。

なにかを説明したりする時、つい不安になってしまうんです。

みんなは聞いてくれているだろうか、ちゃんと伝わっているだろうかと。

もしも、つまんなそうな顔をしていたら、パコーンと面白いことでも言ったりしなきゃとか。

で、言ってみて、空気が変に重くなったりすると、もう半泣きになります。

大抵いつもそうなるのです。

でも昨日は、なんだか緊張しながらも落ち着いて、楽しんで出来ました。

もちろん、良く知ってるメンバーだということもあるのでしょう。

稽古の進め方や、舞台セットの説明などをしました。

集まったのは、キャスト全員、演出協力の広瀬格ちゃん、制作協力の伊藤悦子さんでした。

まずは軽い雑談から自己紹介に入り、本読みをしました。

不思議な感覚です。

自分が書いた台詞を役者が声に出して読むということは。

嬉しいような、恥ずかしような、不思議な感覚。

まあ、それは作家である僕の感想で、もちろん、演出的な視点で見るとテンポやニュアンスなど気になる点はいくつもありましたし、台本上での流れの改善点もありました。

そのへんは広瀬格さんと相談したりして、どんどん良くしていこうと思います。

しかし、それでも素敵な作品になるという手応えが確かにあったので、すごく楽しい気持ちになりました。

本読みも終わり、チケットの売り方のガイダンスを伊藤悦子さんにして頂き、初日を終えました。

そのあとには、何人かは用事などがあって来られなかったのですが、親睦の意味も込めて、江古田の台湾料理屋で飲み会をやりました。

今回の芝居を膨らませるような話や、バカ話をたくさんして終電で帰りました。

今日も頑張るぞ!

2003年7月 8日 (火)

誕生日

えっと、恥ずかしながら誕生日です。

26歳になりました。

お祝いのお言葉をメールやお電話でくださった皆さん、どうもありがとうございました。

まだ実感としてはないのですが、なにかの申し込み用紙に記入する時なんかに、

「おっとあぶね、オレ、26じゃん」

と、なるんだと思います。

本日はですね、誕生日だからって特に予定もなかったので、のんびりと芝居で使う曲を探したりしてました。

演出として。

そう、ついに明日から稽古開始です。

キャストが全員集まるのは初めてなので、みんなもちょっとは緊張するんじゃないかなと思います。

なんといっても本読みをやりますし。

でもきっと、僕が一番緊張します。

どんな公演でも稽古初日はいつも緊張するのですが、役者という立場だけで参加してきた今までの公演と今回の公演とでは、責任の重さが全然違いますので。

いい芝居をつくることができるだろうか。

お客さんは観に来てくれるだろうか。

不安でいっぱいです。

それでも、その不安を上回る自信とモチベーションを、1ヶ月ちょっとの稽古の中で生み出していけばいいんだと思います。

苦しんで、楽しんで、生んでいきます。

2003年7月 7日 (月)

台本完成

今朝5時頃、台本が完成しました。

9日の稽古初日に間に合って本当に嬉しいです。

もちろん稽古に入れば多少の変更や手直しはあるでしょうが、ひとまずキャストとスタッフのみなさんに渡すことができました。

今、肉体的にはすごくキツい状態ですが、精神的には充実してます。

明けない夜はない。

体力なんて、寝りゃあオッケー。

そして、今日は七夕。

なんだか七夕の日はいつも雨が降ってる気がします。

実は僕、今日までに台本を書き上げられなかったら、短冊に書いてお願いをするつもりでした。

嘘です。

そんなのは嫌です。

あくまで自力本願でいきます。

それが男ってもんだ。

よーし。

寝る!

2003年7月 6日 (日)

なんか悪いもんでも食べたかなあ?

熱と頭痛はなんとかなりましたが、お腹の具合があまりにも悪いので、笑えてきました。

2003年7月 5日 (土)

現在進行中

熱っぽくて、頭痛が激しく、おなかの調子が最悪。

はー。

2003年7月 4日 (金)

ハイエナ4

おじいちゃんはそれでも、

「まあ、いいやな」

と言うので、僕も、

「ま、いっか」

という気持ちになったところで、二幕となりました。

僕も妹が演技している姿にもだいぶ慣れてきて、徐々に作品自体を楽しめるようになってきました。

ふー。

さて、今年の始めに突然、妹はハイエナ役での出演が決まりました。

それからというもの妹は、ハイエナという動物そのものについて、色々と研究しておりました。

動物園やビデオで動きを観察したり、本やインターネットで生態について調べたり、アニメの「ライオンキング」や「極道の妻たち」を観て参考にしたりと。

感情やセリフや関係性のことでは、少しだけ僕も相談相手になることが出来ましたが、その他のことではやはり畑違いなもので、ずっと、

「頑張ってな」

くらいのことしか言えませんでした。

ですからきっと、悩みながらも努力し、見事に舞台に立った妹をこの目にしたことで、大感動したのだと思います。

やがて、カーテンコールとなり、ハイエナたちも衣装の頭の部分を脱ぎ、挨拶をしました。

客席は拍手の嵐。

すると、隣りで観ていた母親が、

「もう、あたしたちが来てるのバレてもいいから、手、振ってあげて!」

と言い出しました。

すでに、舞台上の妹に向かって大きく手を振りながら。

僕は嫌だ。

はっきり言って、そんな恥ずかしいことはしたくない。

などと思ったのは一瞬で、気づいた時にはもう、手を振っていました。

兄として。

もうブンブン振りました。

「おおーい!」

とか叫んだような気もします。

その甲斐あってか、妹は僕らに気づいた様子で、こちらに向かって笑顔で手を振り返しています。

僕はすっかり満足し、

「ああ、やっぱり俺たちは家族なんだなあ」

などと思いながら席を立ちました。

帰り際、ロビーのグッズ売り場で記念にと、柄にもなくライオンキング・ストラップを買ったりして。

そしてこれは、その後に聞いた話。

カーテンコールで妹が手を振っていたのは、僕たち家族に対してではなく、自分の友達に向かってだったそうです。

馬鹿な。

「俺たちには気づかなかったの?」

「あ、観に来てたんだ」

といった具合で。

― おわり ―

2003年7月 3日 (木)

ハイエナ3

客席で疲れているような兄よりも、妹のほうがよっぽど体力使っています。

なんせ衣装が凄いんです。

衣装というよりも、あれはほとんど着ぐるみです。

顔など、ハイエナの口の中にしか見えません。

ハイエナの顔の表情などを、仕掛けで操って表現し、姿勢は常に中腰。

そんなハイエナスタイルで走り回ってセリフを言い、歌っているのですから驚きです。

やがて一幕と二幕の間の休憩となりました。

おじいちゃんに感想を聞いたところ、孫がいつ、どの役で出ていたか全然わかっていませんでした。

家族みんなで色々と説明するのですが、

「んー、わかんねぇや、だいたい、ハイエナってなんだ?」

といった感じで。

― つづく ―

2003年7月 2日 (水)

ハイエナ2

今までの観劇との勝手の違い、というのはですね、まず、劇場に着いただけですでに緊張してしまった、ということ。

俺、観るだけなのに。

でもやはり、お客さんが1200人は入るという劇場で、自分の妹が歌って踊るのだから、当然といえば当然かもしれません。

セリフはちゃんと言えるだろうか・・・

ダンスをとちらずに踊れるだろうか・・・

不安で不安で仕方ありません。

しかも、僕たち家族は妹に、

「たとえ劇場に観に来ることがあっても、わたしには知らせないでおいてね」

と、前々から言われていたものですから、今日、僕たちが観に来ていることを彼女は知りません。

やはり緊張するからでしょう。

「ンアア~、ディンバアアアァ~!」

さて、雄叫びとともに幕が上がりました。

ゾウやキリンが歩いています。

カラフルな鳥が飛び交っています。

様々な動物たちが、舞台上にある、プライドロックという高い岩の下に集まってきます。

そこはもう、アフリカでした。

すごいなあと思いながらも、すでに僕はハイエナの出番を待っていました。

祈るような気持ちで。

やがて音楽と照明が、おどろおどろしい雰囲気に変わってきました。

いよいよ、悪役であるハイエナたちの登場です。

すみません、それだけでもう、感動していました。

役者が出てきただけで感動のピーク。

こんなことは初めてなのですが、妹の努力を少しでも知っている兄として、湧き上がってくるものを抑えることが出来ませんでした。

それからというもの、ハイエナの妹が出てくるたびに興奮して、

「ハイエナが子ライオンをいじめてる!」

「ハイエナが悪いライオンに媚を売ってる!」

「出たー、ハイエナのソロの歌だー!」

などと、心の中で叫んでいました。

いい加減、疲れてしまいます。

観ているだけなのに。

― つづく ―

2003年7月 1日 (火)

ハイエナ1

僕の妹はハイエナです。

といっても別に、僕の両親のどちらかが、あの肉食動物に対し、いけない過ちを犯したわけではありません。

劇団四季「ライオンキング」での役のことです。

実は、僕の2歳年下の妹がですね、今年の2月に晴れてデビューしたのです。

「シェンジ」という、メスのハイエナ役で。

シェンジはハイエナ三人組の中の一匹で、タイムボカンシリーズでのドロンジョ様的ポジションです。

さて、僕が「ライオンキング」を観に行ったのは4月でした。

浜松町にある四季劇場・春に母親とおじいちゃんと親戚のおじさんとおばさんと僕とで観に行ったのです。

お芝居やミュージカルを観に行くことなんて今まで何度もあったのに、その時ばかりは、さすがに勝手が違いました。

― つづく ―

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